あら-まき 意味
- [0][2]
【荒巻(き)・新巻(き)・苞苴】
(1)甘塩の鮭。北海道の名産。はらわたを抜き塩を詰めて作る。もと,荒縄などで巻いたのでいう。[季]冬。
(2)葦(アシ)・竹の皮・藁(ワラ)などで魚を包んだもの。つと。すまき。「―一つ,鮭十,一につけたり/宇津保(蔵開下)」
関連用語
あらまき: 【荒巻(き)・新巻(き)・苞苴】 (1)甘塩の鮭。北海道の名産。はらわたを抜き塩を詰めて作る。もと,荒縄などで巻いたのでいう。﹝季﹞冬。 (2)葦(アシ)・竹の皮・藁(ワラ)などで魚を包んだもの。つと。すまき。 「―一つ,鮭十,一につけたり/宇津保(蔵開下)」
まき: 【任】 任命すること。 「大君の―のまにまに/万葉 4116」 →まく(任) ; 【牧】 姓氏の一。 ; 家を単位として,その本家・分家などの関係によって結ばれた集団。主として東日本の各地に見られる。 ; 【牧】 〔馬城(マキ)の意〕 牛馬を放し飼いにするところ。まきば。牧場。 ; 【薪】 燃料にするため適当な長さに切ったり割ったりした木。たきぎ。わりき。 「―
あら: 【荒】 姓氏の一。 ; 【荒】 名詞に付く。 (1)乱暴である,勢いが激しい,などの意を表す。 「―海」「―武者」「―稽古」「―かせぎ」 (2)荒れはてている意を表す。 「―野」 ; スズキ目の海魚。全長1メートルに達する。体形はスズキに似て,やや長く側扁し,口はとがって大きい。背は灰褐色で腹は白色。幼魚には口から尾に至る灰褐色の縦帯がある。冬が旬で美味。北海道以南からフ
あら-あら: 【荒荒】 (副) 荒々しいさま。乱暴なさま。「彼の者をば―と申しておつ返してさうらふ/謡曲・春栄」
あらあら: 【荒荒】 荒々しいさま。乱暴なさま。 「彼の者をば―と申しておつ返してさうらふ/謡曲・春栄」 ; 驚いたりあきれたりした時などに発する語。主に女性が用いる。 「―,坊や,何してるの」 ; 【粗粗】 (1)詳しくはないが,一通り。ざっと。だいたい。 「事情も―のみこめました」 (2)まばらなさま。きめがあらいさま。 「木が―と生えている」
あらあらし: 【粗粗し】 粗雑でおおざっぱである。粗末である。 「(邸ハ)新しう清げに造りたれど,さすがに―・しくて/源氏(浮舟)」
あらあら・し: 【粗粗し】 (形シク) 粗雑でおおざっぱである。粗末である。「(邸ハ)新しう清げに造りたれど,さすがに―・しくて/源氏(浮舟)」
あき-まき: [0] 【秋蒔き】 秋に野菜・穀類・草花などの種をまくこと。また,その品種。「―大根」
あげ-まき: [2] 【総角・揚巻】 (1) 古代の少年の髪形。頭髪を中央から二分し,耳の上で輪の形に束ね,二本の角のように結ったもの。また,その髪形の少年。角髪(ツノガミ)。 (2) 「揚巻結び」の略。 (3) 鎧(ヨロイ)の背や兜(カブト)の鉢の後ろの環につけた,揚巻結びの緒。 大鎧 (4) 海産の二枚貝。殻長約10センチメートルの,両端の開いた円筒形。殻の表面は黄土色の殻皮でおお
あさ-まき: [0] 【浅播き】 播種に際し覆土を薄くするやり方。細粒種子や光発芽種子に適用される。 深播き
あつ-まき: [0] 【厚播き】 一定面積当たりの量を多くして種を播くこと。 薄播き
あべ-まき: [0] 【阿部槙】 ブナ科の落葉高木。本州中部以西に自生し,高さ17メートルに達する。葉・花・実ともクヌギに似るが葉の裏に密毛がある。五月頃,黄褐色の小花をつける。樹皮は厚く,コルク層が発達しているので,コルクガシの代用にする。ワタクヌギ。
あまき: 【甘木・甘草】 植物カンゾウの古名。[本草和名]
あや-まき: 【綾巻(き)】 砧(キヌタ)で布を打つとき,布をまきつけておく棒。
あり-まき: [0] 【蟻巻・蚜虫】 アブラムシ{ (1) }の異名。