ありあけぎばち 意味
- 【有明義蜂】
ナマズ目ギギ科の淡水魚。形態はギバチと酷似するが,背びれの棘が長い。かつては,ギバチと同種とされ,九州産ギバチといわれた。九州西部・壱岐に分布。生息環境の悪化により個体数が激減している。
関連用語
ありあけ-ぎばち: [5] 【有明義蜂】 ナマズ目ギギ科の淡水魚。形態はギバチと酷似するが,背びれの棘が長い。かつては,ギバチと同種とされ,九州産ギバチといわれた。九州西部・壱岐に分布。生息環境の悪化により個体数が激減している。
ありあけ: 【有明】 (1)佐賀県南部,杵島(キシマ)郡の町。有明海の干拓地で,米作・ノリ養殖などを行う。 (2)長崎県南東部,南高来郡の町。雲仙岳の北東斜面に広がり,有明海に面する。 (3)熊本県天草郡の町。天草諸島の上島北部,島原湾に面し,漁業が盛ん。 (4)鹿児島県東部,曾於郡の町。志布志(シブシ)湾に面する。茶の産地として有名。 ; 【有明】 ⇒蒲原(カンバラ)有明 ; 【有明】
ありあけ-かい: 【有明海】 九州北西部,島原湾の湾奥にある浅い海。干満の差は日本最大。干潟のムツゴロウ・ワラスボは有名。不知火(シラヌイ)の名所。筑紫の海。筑紫潟。
ありあけ-がた: 【有明方】 月が残っている夜明け方の頃。「思ふこと―の月かげにあはれをそふるさをしかの声/金葉(秋)」
ありあけ-づき: 【有明月】 「ありあけのつき」に同じ。
ありあけ-わん: 【有明湾】 志布志(シブシ)湾の別名。
ありあけかい: 【有明海】 九州北西部,島原湾の湾奥にある浅い海。干満の差は日本最大。干潟のムツゴロウ・ワラスボは有名。不知火(シラヌイ)の名所。筑紫の海。筑紫潟。
ありあけがた: 【有明方】 月が残っている夜明け方の頃。 「思ふこと―の月かげにあはれをそふるさをしかの声/金葉(秋)」
ありあけづき: 【有明月】 「ありあけのつき」に同じ。
ありあけわん: 【有明湾】 志布志(シブシ)湾の別名。
ありあけ-ざくら: [5] 【有明桜】 サトザクラの一品種。「―光りそふ/謡曲・三山」
ありあけ-の-つき: 【有明の月】 夜が明けて,なお空に残っている月。有明月。「あさぼらけ―と見るまでに吉野の里に降れる白雪/古今(冬)」
ぎばち: 【義蜂】 ナマズ目ギギ科の淡水魚。全長20センチメートル程度。体は細長く,口ひげが四対ある。胸びれと付け根の骨をこすり合わせて,ギーギーと音を出す。ギギとよく似るが,尾びれが二つに分かれないことで区別される。背びれと胸びれのとげに刺されると痛む。関東・東北に分布。九州産ギバチと呼ばれるものは別種アリアケギバチのこと。ギュウタ。ギンギョ。ギギュウ。ゲンギョ。
ありあけあんどん: 【有明行灯】 夜通しともしておく行灯。ありあけ。ありあかし。
ありあけざくら: 【有明桜】 サトザクラの一品種。 「―光りそふ/謡曲・三山」