ありあわす 意味

発音を聞く:
  • 【有り合(わ)す・在り合(わ)す】
    ※一※ (動サ五)
    〔下一段動詞「ありあわせる」の五段化〕
    「ありあわせる」に同じ。
    「丁度―・した箒木を背後(ウシロ)に秘(カク)しつ/社会百面相(魯庵)」
    ※二※ (動サ下二)
    ⇒ありあわせる

関連用語

        くりあわす:    【繰り合(わ)す】 ※一※ (動サ五[四]) 「くりあわせる{(2)}」に同じ。 「大体(タイテイ)なら―・して来る気だが/人情本・娘節用」 ※二※ (動サ下二) ⇒くりあわせる
        のりあわす:    【乗り合(わ)す】 ※一※ (動サ五[四]) 「乗り合わせる」に同じ。 「同じ電車に―・す」 ※二※ (動サ下二) ⇒のりあわせる
        ゆりあわす:    【揺り合はす】 (1)二つのものを合わせてゆり動かす。 「射向けの袖を真向にあてて,鐙(アブミ)をつねに―・せよ/盛衰記 35」 (2)ゆり動かしてすき間のないようにする。 「鎧(ヨロイ)の射向けの袖―・せ/太平記 32」
        煉りあわす:    配合する; 混合する; 組合わせる; 合わせる; 練りあわせる; 雑ぜる; 混同する; 結合わせる; 組み合す; 調合する; 合同する; 合成する; 組合せる; 結びつける; 合わす; 結合する; 練りあわす; 合せる; 練り合わせる; 混ぜ合わす; 組み合せる; 組み合わせる; 練り合わす; 練合せる; 組みあわす; 練合わせる; 結びあわせる; 結合せる; 混ぜる; 合わさる; 組みあわせ
        練りあわす:    結合せる; 混ぜる; 結びあわせる; 組みあわす; 練合わせる; 組み合わせる; 練り合わす; 練合せる; 組み合せる; 混ぜ合わす; 練り合わせる; 合せる; 交ぜる; 複合する; 結付ける; 組み合わす; 合体する; 煉りあわす; 合併する; 組合わす; 煉り合わす; 化合する; 合す; 練り合せる; 合する; 結び合せる; 結び付ける; 練合わす; 組みあわせる; 混成する; 合わさる;
        縒りあわす:    撚り合わせる; 縒り合せる; 綯う; 織交ぜる; 縒り合わせる; 縒る; 縒り合わす; 縒合す; 撚合せる; 縒り合す; 縒合わせる
        ありあわせ:    【有り合(わ)せ】 たまたまその場にあること。また,そのもの。 「―の材料を使った料理」
        ありあわせる:    【有り合(わ)せる・在り合(わ)せる】 (1)ちょうどその場にある。たまたまそこにある。 「―・せた材料で作ったもの」 (2)都合よくその場に居合わせる。 「折節御前に豊田隼人といふ大目付―・せ/浮世草子・武道伝来記 3」
        あわす:    【合(わ)す】 ※一※ (動サ五[四]) 〔下二段動詞「合わす」の四段化〕 「合わせる」に同じ。 「仏前に手を―・す」 ※二※ (動サ下二) ⇒あわせる ; 【淡す・醂す】 ※一※ (動サ五[四]) 渋柿の渋を抜く。さわす。 ※二※ (動サ下二) {※一※}に同じ。 「さはしし柿の味よりも―・せざるにも味まさりけり/仮名草子・仁勢物語」 ; 【会(わ)す・遭(わ
        ありあり:    【有り有り・在り在り】 (1)ある状態がはっきりと外に現れているさま。 「弱点が―(と)わかる」「ネチネチした気性が―と知れる/社会百面相(魯庵)」 (2)あたかも目の前にあるように心に感じられるさま。まざまざ。 「当時の光景が―と浮かぶ」 ; (1)蹴鞠(ケマリ)の時の掛け声。 「小鬢に汗を流しつつ,―と言へども当らねば/仮名草子・竹斎」 (2)〔「有り有り」の意から〕
        ありありし:    【有り有りし・在り在りし】 (1)実際にあったとおりである。ありのままである。 「いみじう有心に心深く,大人のやうにおはすれば,―・しう,よに宣はじと思す/宇津保(楼上・下)」 (2)当然あるべきさまである。望ましい状態である。 「―・シイテイデゴザル/日葡」 (3)もっともらしい。本当らしく見える。 「―・しく云へば,若気ゆゑ実(マコト)と思ひ/信長公記」
        ありありて:    【有り有りて・在り在りて】 〔動詞「あり」を重ね,それに助詞「て」が付いたもの〕 (1)引き続きこのままの状態でいて。 「―後も逢はむと/万葉 3113」 (2)長い時間がたったあとに。とどのつまり。あげくのはてに。 「―かく遥かなる国になりにたり/更級」
        ありありと:    まざまざ; 明に; くっきり; 生き生きと; 確と; 聢と; 在り在り; はきと; 有り有り; まざまざと; ありあり; 清に; 生き生き; はっきり; あざやかに; 活き活き
        ありあり・し:     【有り有りし・在り在りし】 (形シク) (1) 実際にあったとおりである。ありのままである。「いみじう有心に心深く,大人のやうにおはすれば,―・しう,よに宣はじと思す/宇津保(楼上・下)」 (2) 当然あるべきさまである。望ましい状態である。「―・シイテイデゴザル/日葡」 (3) もっともらしい。本当らしく見える。「―・しく云へば,若気ゆゑ実(マコト)と思ひ/信長公記」
        ありあり-て:     【有り有りて・在り在りて】 (副) (動詞「あり」を重ね,それに助詞「て」が付いたもの) (1) 引き続きこのままの状態でいて。「―後も逢はむと/万葉 3113」 (2) 長い時間がたったあとに。とどのつまり。あげくのはてに。「―かく遥かなる国になりにたり/更級」

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