ありゃ 意味
- (1)意外に思ったり驚いたりした時に発する語。あれ。あら。
「―,これは何だ」
(2)力をこめる時に発する語。こりゃ。おりゃ。
例文
もっと例文: 次へ>
- ありゃあ馬鹿馬鹿しいアイデアだったな。
- ばつが悪いったらありゃしない。
- あんなにおろおろしちゃって恥ずかしいったらありゃしない。
- これだけ悪口雑言を浴びせられれば、後は怖いものなどありゃしない。
- あ... ありゃ? ありゃりゃ...。
関連用語
ありゃ-ありゃ: [1] [0] (感) 「ありゃ」を重ねた語。あらら。あらあら。あれあれ。
ありゃありゃ: 「ありゃ」を重ねた語。あらら。あらあら。あれあれ。
ありゃ-こりゃ: あべこべ。反対。あっちゃこっちゃ。「おいらん―なこと斗りおつせえすよ/洒落本・玉野語言」
ありゃこりゃ: あべこべ。反対。あっちゃこっちゃ。 「おいらん―なこと斗りおつせえすよ/洒落本・玉野語言」
ありゃしない: ありはしない
ったらありゃしない: といったらない; ったらない
あり: 【在り・有り】 〔動詞「ある」の連用形から〕 あること。存在すること。多く「ありの…」の形で用いられる。 →ありのまま →ありのすさび →ありのことごと ; 【有り・在り】 ⇒ある ; 【蟻】 (1)膜翅目アリ科の昆虫。体は頭・胸・腹の三部に分けられ,胸部と腹部の間が細くくびれている。大部分は2~10ミリメートル。体色は黒か赤褐色。女王アリを中心に雄アリ・働きアリ(不完全
あり-あり: (感) (1) 蹴鞠(ケマリ)の時の掛け声。「小鬢に汗を流しつつ,―と言へども当らねば/仮名草子・竹斎」 (2) (「有り有り」の意から) 酒を勧められてまだ残っているからと辞退する時の語。「おつと―/洒落本・甲駅新話」
こりゃ-こりゃ: [1] - [1] (感) 「こりゃ」を強めていう語。
りゃく-りゃく: [0] 【略略】 ほぼ。だいたい。副詞的にも用いる。「討議―定まりければ/経国美談(竜渓)」
けりゃ: 形容詞の仮定形活用語尾「けれ」に助詞「ば」の付いた「ければ」の転。話し言葉でのくだけた言い方。けりゃあ。 「安―いいってもんじゃない」 →ば(接助)
こりゃ: 〔「これは」の転〕 (1)意外なことに驚いた時に発する語。これは。 「―また,どうしたことだ」 (2)目下の者に呼びかける時などに使う言葉。こら。おい。 「―妹,たつた今,その方が恥辱をすすいで得させんず/浄瑠璃・堀川波鼓(中)」 (3)民謡などの囃子詞(ハヤシコトバ)。
すりゃ: 〔「すれば」の転〕 前に述べたことの順当な結果として次の事が起こることを示す。すると。そうすれば。 「『聟入りの書が物の本の上にをりやつた』『はれ,―又仕合せでござりまする』/狂言記・吟聟」
そりゃ: ※一※ (連語) 〔「それは」の転〕 それでは。そりゃあ。 「―弱る」「―そうだ」 ※二※ ① (感) 注意を喚起したり,指示したりするときに用いる語。そら。 「―,投げるぞ」
どりゃ: 行動を起こすときや,勢いをつけるときに発する語。どれ。 「―,出かけるとしようか」