ありや-なしや 意味
- 【有りや無しや】
(連語)
(1)有るか無いか。有無。有りや否や。「あふことの―も見も果てで/続後撰(恋二)」
(2)生きているかどうか。無事かどうか。「名にし負はばいざ事とはむ都鳥わが思ふ人は―と/伊勢 9」
(3)真実であるかどうか。実否。「―を聞かぬ間は,見えたてまつらむも恥づかし/源氏(浮舟)」
関連用語
ありやなしや: 【有りや無しや】 (1)有るか無いか。有無。有りや否や。 「あふことの―も見も果てで/続後撰(恋二)」 (2)生きているかどうか。無事かどうか。 「名にし負はばいざ事とはむ都鳥わが思ふ人は―と/伊勢 9」 (3)真実であるかどうか。実否。 「―を聞かぬ間は,見えたてまつらむも恥づかし/源氏(浮舟)」
あり-なし: 【有り無し】 ■一■ (名) あるかないか。また,いるかいないか。「世に―を知らるるかたなくて/浜松中納言」 ■二■ (形動ナリ) (1) あるかないか,また,いるかいないか分からぬほどにかすかなさま。「北の方年老い給て,―にて聞えなどすめれど/栄花(様々の悦)」 (2) あってもなくてもよいほどに軽く扱うさま。あっても無用なさま。「殿様我を―にあそばし/浮世草子・一代女 3」
有りや無しや: ありやなしや (1)有るか無いか。有無。有りや否や。 「あふことの―も見も果てで/続後撰(恋二)」 (2)生きているかどうか。無事かどうか。 「名にし負はばいざ事とはむ都鳥わが思ふ人は―と/伊勢 9」 (3)真実であるかどうか。実否。 「―を聞かぬ間は,見えたてまつらむも恥づかし/源氏(浮舟)」
ありま-よりやす: 【有馬頼寧】 (1884-1957) 政治家。東京生まれ。東大卒。旧久留米藩主頼万の長男。衆議院議員。水平運動・農民解放運動を援助。第一次近衛内閣の農相。競馬の有馬記念は彼の名にちなむ。
いのくち-ありや: ヰノクチ― 【井口在屋】 (1856-1923) 技術者。金沢生まれ。東大教授。渦巻ポンプを発明。日本の機械工学のあらゆる分野に先駆的業績を残した。
ありなし: 【有り無し】 ※一※ (名) あるかないか。また,いるかいないか。 「世に―を知らるるかたなくて/浜松中納言」 ※二※ (形動ナリ) (1)あるかないか,また,いるかいないか分からぬほどにかすかなさま。 「北の方年老い給て,―にて聞えなどすめれど/栄花(様々の悦)」 (2)あってもなくてもよいほどに軽く扱うさま。あっても無用なさま。 「殿様我を―にあそばし/浮世草子・一代女 3
おとなしやか: 【大人しやか】 (1)落ち着いて穏やかなさま。 「―な女性」 (2)年長者らしくしっかりしているさま。 「あはれ―ならんものの,聖の行きあはん所まで六代を具せよといへかし/平家 12」 (3)(年齢の割に)大人びているさま。一人前の大人であるさま。 「しるしに柳を植ゑて賜はり候へと,―に申し/謡曲・隅田川」
みみなしやま: 【耳成山】 奈良県橿原(カシハラ)市,藤原京跡の北にある小丘。海抜140メートル。大和三山の一。((歌枕))「香具山と―とあひし時立ちて見に来(コ)し印南国原(イナミクニハラ)/万葉 14」
ありまよりやす: 【有馬頼寧】 (1884-1957) 政治家。東京生まれ。東大卒。旧久留米藩主頼万の長男。衆議院議員。水平運動・農民解放運動を援助。第一次近衛内閣の農相。競馬の有馬記念は彼の名にちなむ。
いのくちありや: 【井口在屋】 (1856-1923) 技術者。金沢生まれ。東大教授。渦巻ポンプを発明。日本の機械工学のあらゆる分野に先駆的業績を残した。
ありなしのひ: 【有り無しの日】 平安時代,陰暦五月二五日をいう。この日は村上天皇の忌日で,急な用件を除いては政務は行われなかった。
ありなし-の-ひ: 【有り無しの日】 平安時代,陰暦五月二五日をいう。この日は村上天皇の忌日で,急な用件を除いては政務は行われなかった。
しや: 【子夜】 中国の作家,茅盾(ボウジユン)の小説。1933年刊。外国資本の圧迫と労働者階級の攻勢により没落していく上海の民族資本家の姿を描く。 ; 【子夜】 (1)子(ネ)の刻。夜中の一二時。 (2)書名(別項参照)。 ; 【視野】 (1)一点に視線を固定したままの状態で見ることのできる範囲。視界。 「全景を―におさめる」 (2)望遠鏡・顕微鏡などで像の見える範囲。 (3)
あり: 【在り・有り】 〔動詞「ある」の連用形から〕 あること。存在すること。多く「ありの…」の形で用いられる。 →ありのまま →ありのすさび →ありのことごと ; 【有り・在り】 ⇒ある ; 【蟻】 (1)膜翅目アリ科の昆虫。体は頭・胸・腹の三部に分けられ,胸部と腹部の間が細くくびれている。大部分は2~10ミリメートル。体色は黒か赤褐色。女王アリを中心に雄アリ・働きアリ(不完全
あり-あり: (感) (1) 蹴鞠(ケマリ)の時の掛け声。「小鬢に汗を流しつつ,―と言へども当らねば/仮名草子・竹斎」 (2) (「有り有り」の意から) 酒を勧められてまだ残っているからと辞退する時の語。「おつと―/洒落本・甲駅新話」