ありわら-の-ゆきひら 意味
- アリハラ―
【在原行平】
(818-893) 平安前期の歌人。業平の兄。大宰権帥・中納言民部卿。在原氏一門の学問所として奨学院を建てた。古今集に須磨流謫(ルタク)の歌があり,後世,これに取材した謡曲「松風」などが生まれた。
関連用語
ありわらのゆきひら: 【在原行平】 (818-893) 平安前期の歌人。業平の兄。大宰権帥・中納言民部卿。在原氏一門の学問所として奨学院を建てた。古今集に須磨流謫(ルタク)の歌があり,後世,これに取材した謡曲「松風」などが生まれた。
ありわら-の-なりひら: アリハラ― 【在原業平】 (825-880) 平安前期の歌人。六歌仙・三十六歌仙の一人。在五中将・在中将と称される。阿保親王の第五子。歌風は情熱的で,古今集仮名序に「心あまりて言葉たらず」と評された。「伊勢物語」の主人公とされる。色好みの典型として伝説化され,美女小野小町に対する美男の代表として後世の演劇・文芸類でもてはやされた。家集「業平集」
ありわら-の-しげはる: アリハラ― 【在原滋春】 平安前期の歌人。業平の第二子。在次君と呼ばれる。「大和物語」の作者とする説がある。歌は古今集などにみえる。生没年未詳。
ふじわら-の-あきひら: フヂハラ― 【藤原明衡】 (989-1066) 平安中期の学者。文章博士・大学頭。「本朝文粋」を編纂(ヘンサン)。著「新猿楽記」「明衡(メイゴウ)往来(雲州消息)」
ふじわら-の-ときひら: フヂハラ― 【藤原時平】 (871-909) 平安前期の廷臣。基経の子。左大臣。通称,本院大臣・中御門左大臣。菅原道真を大宰権帥(ダザイノゴンノソツ)に左遷して藤原氏の地位を確保。最初の荘園整理令を発し,「三代実録」「延喜式」撰修に参画した。
ありわらのなりひら: 【在原業平】 (825-880) 平安前期の歌人。六歌仙・三十六歌仙の一人。在五中将・在中将と称される。阿保親王の第五子。歌風は情熱的で,古今集仮名序に「心あまりて言葉たらず」と評された。 「伊勢物語」の主人公とされる。色好みの典型として伝説化され,美女小野小町に対する美男の代表として後世の演劇・文芸類でもてはやされた。家集「業平集」
ゆきひら: 【行平】 鎌倉初期,豊後(ブンゴ)の刀工。後鳥羽院御番鍛冶の一人。太刀姿は細身で優しく古風。腰元に彫り物を施す例が多く,最古の刀身彫刻といえる。 ; 【行平・雪平】 (1) ⇒在原(アリワラノ)行平 (2)〔昔,在原行平が須磨で海女(アマ)に潮を汲ませて塩を焼いた故事に基づく〕 粥(カユ)などを煮るのに用いる,取っ手・ふた・注ぎ口のある陶器の平鍋(ヒラナベ)。または,木の柄がつい
ありわら: 【在原】 姓氏の一。
ありわら-でら: アリハラ― 【在原寺】 (1) 奈良市にある不退寺(フタイジ)の別名。 (2) 「石上寺(イソノカミデラ)」に同じ。
ありわらでら: 【在原寺】 (1)奈良市にある不退寺(フタイジ)の別名。 (2)「石上寺(イソノカミデラ)」に同じ。
しきひらがわら: 【敷平瓦】 平瓦の一種。軒先を葺(フ)く唐草瓦の下に敷く瓦。
のきひらがわら: 【軒平瓦】 本瓦葺(ブ)きの屋根の軒先に用いる平瓦。多く唐草模様があるので唐草瓦ともいう。軒瓦。 →軒丸瓦
ありわらのしげはる: 【在原滋春】 平安前期の歌人。業平の第二子。在次君と呼ばれる。「大和物語」の作者とする説がある。歌は古今集などにみえる。生没年未詳。
ふじわらのあきひら: 【藤原明衡】 (989-1066) 平安中期の学者。文章博士・大学頭。 「本朝文粋」を編纂(ヘンサン)。著「新猿楽記」「明衡(メイゴウ)往来(雲州消息)」
ふじわらのときひら: 【藤原時平】 (871-909) 平安前期の廷臣。基経の子。左大臣。通称,本院大臣・中御門左大臣。菅原道真を大宰権帥(ダザイノゴンノソツ)に左遷して藤原氏の地位を確保。最初の荘園整理令を発し,「三代実録」「延喜式」撰修に参画した。