あれち-のぎく 意味
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【荒地野菊】
キク科の一年草。南アメリカ原産で,日本には明治中頃に渡来し,路傍に自生。高さ50センチメートルほど。葉は狭長であらい鋸歯(キヨシ)があり,全体が灰緑色。夏,灰黄緑色で径6ミリメートルほどの頭状花が多数,総状の穂となって咲く。
関連用語
あれちのぎく: 【荒地野菊】 キク科の一年草。南アメリカ原産で,日本には明治中頃に渡来し,路傍に自生。高さ50センチメートルほど。葉は狭長であらい鋸歯(キヨシ)があり,全体が灰緑色。夏,灰黄緑色で径6ミリメートルほどの頭状花が多数,総状の穂となって咲く。
あれち: 【荒地】 〔原題 The Waste Land〕 = S =エリオットの長詩。1922年刊。五部より成る。多くの神話や古典からの引用をちりばめ,現代生活の不毛を象徴的に描く。 ; 【荒れ地】 (1)岩石などが多く耕作に適しない土地。 「山間の―」 (2)耕作しないために,荒れている土地。
のぎく: 【野菊】 (1)山野に自生する菊。ノコンギク・ノジギクなどの類。﹝季﹞秋。《頂上や殊に―の吹かれ居り/原石鼎》 (2)ヨメナの異名。
あれちひき: 【荒地引】 江戸時代,水害などで田畑が荒廃したとき免租すること。荒場引(アレバヒキ)。
あれち-ひき: 【荒地引】 江戸時代,水害などで田畑が荒廃したとき免租すること。荒場引(アレバヒキ)。
くまのぎく: 【熊野菊】 キク科の多年草。暖地の海岸に生え,茎は地に伏し,分枝してはびこる。葉は対生し,披針形で薄く,ざらつく。五月頃から秋にかけて,立ち上がった枝先に長い花茎を出し,小さい黄色の頭花を一個ずつつける。ハマグルマ。
はまべ-のぎく: [4] 【浜辺野菊】 キク科の多年草。海岸の砂地に生える。茎は地をはい,葉はさじ形で質が厚い。夏から秋に枝頂に頭状花をつける。舌状花は紫色,中心の管状花は黄色。
のぎくのはか: 【野菊の墓】 小説。伊藤左千夫作。1906年(明治39)「ホトトギス」に発表。千葉県松戸の田園を背景に,政夫と民子の悲恋を感傷的な筆致で描く。
はまべのぎく: 【浜辺野菊】 キク科の多年草。海岸の砂地に生える。茎は地をはい,葉はさじ形で質が厚い。夏から秋に枝頂に頭状花をつける。舌状花は紫色,中心の管状花は黄色。
のぎ: 【乃木】 姓氏の一。 ; 【野木】 栃木県南部,下都賀(シモツガ)郡の町。近世,日光街道の宿場町。西部に渡良瀬川遊水池がある。 ; 【芒】 (1)稲・麦などイネ科植物の実の外殻にある針のような毛。のげ。 (2)(「禾」と書く)金箔(キンパク)・銀箔(ギンパク)の細長く切ったもの。料紙や絵画などの飾りに用いる。
あれ: 【阿礼】 〔動詞「ある(生)」の名詞形か〕 神霊の出現の縁となる物。榊(サカキ)の木など。綾絹(アヤギヌ)や鈴などを飾りつけて使う。賀茂社や松尾社のものが知られている。 ; 【吾・我】 一人称。私。われ。 「枕(マ)かむとは―はすれどさ寝むとは―は思へど/古事記(中)」 〔中古以降は,この語の代わりに「われ」が用いられるようになる〕 ――かにもあらず 自他の区別がつかない。我
ぎく: 【疑懼・疑惧】 うたがいおそれること。 「其―する所又誤解に出たるものと/民約論(徳)」
あれ-あれ: [1] [0] (感) 驚いたり,あきれたりした時に発する語。「―,こんなに汚して」
ぎく-ぎく: [1] (副)スル 運動・動作などが滑らかに行われないさま。また,そのときに起こる音を表す語。「膝が―する」
いれちがい: 【入れ違い】 (1)順序が間違ってはいること。いれちがえ。 (2)一方が出るとかわりに他方がはいること。いれちがえ。 「あいにくと―になる」