あろうに 意味
- (1)あるだろうに。
「そのくらいのひまは―,電話ひとつよこさない」
(2)「もあろうに」の形で,普通では考えられない程ひどい状態を表す。
「人も―関取相手にけんかするとは」「事も―に」
例文
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- 幅広い選択の余地があったであろうに。
- 所もあろうにモンゴルで偶然彼女に出会った。
- 彼の住所を知っていたら彼に手紙を書いたであろうに。
- 彼女は場所もあろうに南極大陸に旅行したいと言っている。
- こともあろうに、なぜ彼は誕生日に帽子なんかくれたんだろう。
関連用語
事もあろうに: よりによって
あろう-に: (連語) (1) あるだろうに。「そのくらいのひまは―,電話ひとつよこさない」 (2) 「もあろうに」の形で,普通では考えられない程ひどい状態を表す。「人も―関取相手にけんかするとは」「事も―に」
うすだ-あろう: ―アラウ 【臼田亜浪】 (1879-1951) 俳人。長野県生まれ。本名,卯一郎。「石楠」主宰。大須賀乙字の影響を受け俳壇の革新を推進,季語に代わる自然感,一句一章説を提唱した。句集に「亜浪句鈔」など。
であろうと: に関わらず
あろうことか: 【有ろうことか】 こんなことがあってよいものか,いやとんでもないことだ。 「―他人の物を盗むなんて」
あろうこと-か: アラウコト― 【有ろうことか】 (連語) こんなことがあってよいものか,いやとんでもないことだ。「―他人の物を盗むなんて」
うすだあろう: 【臼田亜浪】 (1879-1951) 俳人。長野県生まれ。本名,卯一郎。「石楠」主宰。大須賀乙字の影響を受け俳壇の革新を推進,季語に代わる自然感,一句一章説を提唱した。句集に「亜浪句鈔」など。
であろう ―アラウ: 〔「である」に推量の助動詞「う」が付いたもの。中世後期以降の語〕 体言および体言に準ずるものに付くほか,動詞・形容詞,および動詞型・形容詞型活用の助動詞の連体形にも付く。 (1)話し手の推量判断を表す。…だろう。 「それはきっと彼の思い違い―う」「自動車で行けば,昼前には着く―う」 (2)(活用語の連体形に付いて)話し手自身の決意をやや重々しく表す。 「僕はここに最後まで留まる―う」
あろ: 【鴉鷺】 (1)カラスとサギ。 (2)黒白。
何事があろうとも: 槍が降ろうが
ろうに: 【老尼】 年寄りの尼。年をとった尼。
くろうにん: 【苦労人】 いろいろの苦労を経験し,世間の事情に通じた人。
しな-ろうにん: ―ラウニン [3] 【支那浪人】 大陸浪人
すろうにん: 【素浪人】 紛れもない浪人。ただの浪人。
す-ろうにん: ―ラウニン [2] 【素浪人】 紛れもない浪人。ただの浪人。