あわせびん 意味
- 【合(は)せ鬢】
江戸時代の男の髪の結い方の一。左右の鬢を髻(モトドリ)の下で合わせ,太い元結でくくったもの。享保(1716-1736)頃,多く老人の間に流行した。
関連用語
あわせ-びん: アハセ― 【合(は)せ鬢】 江戸時代の男の髪の結い方の一。左右の鬢を髻(モトドリ)の下で合わせ,太い元結でくくったもの。享保(1716-1736)頃,多く老人の間に流行した。
あわせ: 【袷】 〔「あわせ(合)」と同源〕 裏をつけて仕立てた和服。単衣(ヒトエ)・綿入れに対していう。あわせぎぬ。﹝季﹞夏。 ; 【合(わ)せ】 〔動詞「合わせる」の連用形から〕 (1)あわせること。二つ以上のものを一つにすること。他の語と複合して用いる。 「―目」 (2)釣りで,「あたり」があったとき,魚に釣り針がかかるように竿(サオ)を操作すること。 (3)飯にとり合わせるもの
せび: 【蝉】 「せみ」に同じ。[新撰字鏡] ; 【施火】 盆の精霊(シヨウリヨウ)送りに家々でたく火。送り火。また,特に八月一六日(昔は陰暦七月一六日)の夜,京都市近郊の山々で,精霊送りのためにたく大がかりな火。如意ヶ岳の大文字が最も有名。
あきあわせ: 【秋袷】 秋になって着る袷。秋の袷。後(ノチ)の袷。﹝季﹞秋。
あき-あわせ: ―アハセ [3] 【秋袷】 秋になって着る袷。秋の袷。後(ノチ)の袷。 [季] 秋。
あやめ-あわせ: ―アハセ [4] 【菖蒲合(わ)せ】 「根合(ネア)わせ」に同じ。
ありあわせ: 【有り合(わ)せ】 たまたまその場にあること。また,そのもの。 「―の材料を使った料理」
あり-あわせ: ―アハセ [0] 【有り合(わ)せ】 たまたまその場にあること。また,そのもの。「―の材料を使った料理」
あわせいと: 【合(わ)せ糸】 数本の糸を引きそろえた糸。また,より合わせた糸。
あわせうま: 【併せ馬】 競走馬の調教で,二,三頭が並んで走ること。闘争心と競走意欲を引き出すために行う。
あわせがき: 【淡せ柿・醂柿・合はせ柿】 「あわしがき」に同じ。 「やい卑怯者返せ返せ返せ―/狂言・合柿」 ; 【合柿】 狂言。試食させた柿を渋いと言われた柿売りが,渋柿をさも甘そうに食べて見せるがごまかしきれずけんかとなる。柿売(カキウリ)。
あわせごう: 【合(わ)せ香】 「合わせ薫(タ)き物」に同じ。
あわせざお: 【合(わ)せ竿】 マグロなど大きい魚を釣るとき,一本の釣り糸に数本の竿をつけ,数人がかりで釣り上げる漁法。
あわせしん: 【合(わ)せ真】 若松二本を間をあけないでしん(心・真)として立てる立花(タテハナ)や立華(リツカ)。結婚式の時にのみ立てられる。
あわせず: 【合(わ)せ酢】 酢に他の調味料を加えたもの。二杯酢・三杯酢が代表的。