あわたぐち 意味
- 【粟田口】
京都市東山区の地名。東山三条から蹴上(ケアゲ)までの地区。平安京七口の一つで,東海道の京への入り口。粟田口鍛冶・粟田焼などで知られる。
- 【粟田口】
姓氏の一。京都粟田口に住んだ刀工および日本画の一派の家名として用いられる。
→国綱(クニツナ)
→国永(クニナガ)
→国光(クニミツ)
→吉光(ヨシミツ)
- 【粟田口】
狂言の一。三大名物の一。大名の命により,粟田口の太刀を買いに出かけた太郎冠者が,都の悪者にだまされて,さまざま+もっと...な滑稽を演じる。
関連用語
あわたぐち-くにつな: アハタグチ― 【粟田口国綱】 国綱
あわたぐち-たかみつ: アハタグチ― 【粟田口隆光】 室町前期の画家。本姓,土佐。民部法眼を称す。京都粟田口に住む。清涼寺本「融通念仏縁起絵巻」の一部を描く。生没年未詳。
あわたぐち-よしみつ: アハタグチ― 【粟田口吉光】 吉光
あわたぐちくにつな: 【粟田口国綱】 ⇒国綱(クニツナ)
あわたぐちたかみつ: 【粟田口隆光】 室町前期の画家。本姓,土佐。民部法眼を称す。京都粟田口に住む。清涼寺本「融通念仏縁起絵巻」の一部を描く。生没年未詳。
あわたぐちよしみつ: 【粟田口吉光】 ⇒吉光(ヨシミツ)
あわた-ぐち: アハタ― 【粟田口】 京都市東山区の地名。東山三条から蹴上(ケアゲ)までの地区。平安京七口の一つで,東海道の京への入り口。粟田口鍛冶・粟田焼などで知られる。
たぐち: 【田口】 姓氏の一。 ; 【田口】 田の水の取り入れ口。
うたぐち: 【歌口】 (1)笛・尺八などの管楽器で,唇を当てて息を吹き込むところ。吹き口。金管楽器のマウスピース・吹管にあたる。 (2)和歌の詠みぶり。 「稽古も―も同じ程の人の/ささめごと」
かたぐち: 【肩口】 肩の,腕の付け根に近い部分。肩先。 「―から入ってくるカーブ」
たぐち-うきち: 【田口卯吉】 (1855-1905) 経済学者・文明史家。号は鼎軒(テイケン)。江戸生まれ。1879年(明治12)「東京経済雑誌」を創刊し自由主義経済を唱えて政府の経済政策を批判・論評。94年から衆議院議員。主著「日本開化小史」のほか,「群書類従」「国史大系」の編纂にも携わった。
やわたぐろ: 【八幡黒】 黒く染めた柔らかな革。下駄の鼻緒などに用いた。八幡{(3)}の神人が製したという。
わたぐも: 【綿雲】 綿のような感じの雲。綿をちぎったようにふわふわとした雲。
わたぐるま: 【綿車】 「綿繰り車」に同じ。
あわた: 【臏】 膝蓋骨(シツガイコツ)の古名。あわたこ。[和名抄] ; 【粟田】 山城国愛宕(オタギ)郡の地名。現在,京都市内。 ; 【粟田】 姓氏の一。