あわび 意味
- 【鮑・鰒】
腹足綱ミミガイ科の大形巻貝の総称。殻は楕円形で殻口は広く,長径が15センチメートル以上になる。殻表は褐色,内面は真珠光沢が強い。雌雄異体。肉は美味。殻は螺鈿(ラデン)工芸,貝ボタンの材料となる。日本近海にはマダカアワビ・クロアワビ・メガイアワビ・エゾアワビの四種を産する。﹝季﹞春。
→鮑の貝の片思い
――の(貝の)片思い
アワビは殻が二枚貝の片方だけのように見えるところから,一方からだけの,相手に通じない恋をいう。磯(イソ)の鮑の片思い+もっと...。
例文
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- 夜光貝やnあわびの貝の一部を磨いて作るの。
- あわびの殻に触発された建築物
- 鮑の煮貝(あわびのにがい)は、山梨県の名産品。
- あわび山荘:名前の通り、あわび料理が堪能できる。
- あわび山荘:名前の通り、あわび料理が堪能できる。
関連用語
あわびたま: 【鮑珠】 真珠。古くはアワビからも採った。 「い渡りて潜(カズ)き取るといふ―/万葉 4101」
あわびのし: 【鮑熨斗】 アワビの肉を干し,のばして作ったのし。祝儀に用いる。のしあわび。
あわび-たま: アハビ― 【鮑珠】 真珠。古くはアワビからも採った。「い渡りて潜(カズ)き取るといふ―/万葉 4101」
あわび-のし: アハビ― [3] 【鮑熨斗】 アワビの肉を干し,のばして作ったのし。祝儀に用いる。のしあわび。
あわび-むすび: アハビ― [4] 【鮑結び】 (1) ひもの結び方の一。中央に一つ,左右に二つのわなを作る結び。衣服の飾り,水引きなどに用いる。淡路結び。 (2) 女の髪の結い方の一。{ (1) }の形に結うもの。
うちあわび: 【打ち鮑】 アワビの肉を細く切り,打って薄くのばして干したもの。儀式の席の酒の肴(サカナ)に用いた。のしあわび。 「一献に―,二献にえび/徒然 216」
うち-あわび: ―アハビ 【打ち鮑】 アワビの肉を細く切り,打って薄くのばして干したもの。儀式の席の酒の肴(サカナ)に用いた。のしあわび。「一献に―,二献にえび/徒然 216」
くしあわび: 【串鮑】 串に刺して干した鮑。串貝。
くし-あわび: ―アハビ [3] 【串鮑】 串に刺して干した鮑。串貝。
すしあわび: 【鮨鮑】 鮨{(2)}にした鮑。 「老海鼠(ホヤ)のつまの貽貝鮨(イズシ),―をぞ/土左」
すし-あわび: ―アハビ 【鮨鮑】 鮨{ (2) }にした鮑。「老海鼠(ホヤ)のつまの貽貝鮨(イズシ),―をぞ/土左」
のしあわび: 【熨斗鮑】 アワビの肉を薄く長く切り,よく伸ばして干したもの。もと儀式用の肴(サカナ)に用い,のち贈り物に添えた。うちあわび。貝肴(カイザカナ)。鮑熨斗。
のし-あわび: ―アハビ [3] 【熨斗鮑】 アワビの肉を薄く長く切り,よく伸ばして干したもの。もと儀式用の肴(サカナ)に用い,のち贈り物に添えた。うちあわび。貝肴(カイザカナ)。鮑熨斗。
ほしあわび: 【干し鮑・乾し鮑】 鮑の肉の乾燥品。
ほし-あわび: ―アハビ [3] 【干し鮑・乾し鮑】 鮑の肉の乾燥品。