あんうつ 意味
- 【暗鬱】
暗くてうっとうしいこと。また,気分が暗く滅入ること。また,そのさま。憂鬱。
「―な梅雨空」「―な表情」
関連用語
あんう: 【暗雨】 闇夜(ヤミヨ)に降る雨。
いんうつ: 【陰鬱】 (1)陰気でうっとうしいさま。 「梅雨にはいり―な日が続く」 (2)心の晴れ晴れしないさま。 「―な思い」 ﹛派生﹜——さ(名)
さんうつ: 【散鬱】 ふさいだ気分を晴らすこと。気散じ。
ちんうつ: 【沈鬱】 ※一※ (名・形動) 気分が沈んで,ふさぎこんでいる・こと(さま)。 「―な表情」 ※二※ (名) 気分が沈みふさぎこむこと。 「堅忍の気は,―せる顔色の表に動けども/金色夜叉(紅葉)」 ﹛派生﹜——さ(名)
あん-うつ: [0] 【暗鬱】 (名・形動) [文] ナリ 暗くてうっとうしいこと。また,気分が暗く滅入ること。また,そのさま。憂鬱。「―な梅雨空」「―な表情」
あんうん: 【暗雲】 (1)日の光をさえぎっている黒い雲。 「―が垂れこめる」 (2)何か事件が起こりそうな,不穏な気配。 「両国の間に―がたちこめる」「―低迷」
うこんうつぎ: 【鬱金空木】 スイカズラ科の落葉低木。本州中部以北の山地に自生する。高さ1.5メートル。葉は対生し,卵円形。夏,枝の先端に筒状の淡黄色の花を数個つける。
かめんうつびょう: 【仮面鬱病】 抑鬱・制止などの精神症状が表面に現れず,身体症状だけを訴える鬱病。身体症状は倦怠感・疲労感や消化器系・循環器系症状など様々である。
しゃしんうつり: 【写真写り】 写真に撮ったときの写り具合。 「―のいい人」
うつのみや-とんあん: 【宇都宮遯庵】 (1633-1707) 江戸前・中期の儒学者。岩国藩儒。名は的,通称は三近。松永尺五に朱子学を学ぶ。著「日本古今人物史」中の秀吉の部下,中川清秀(1542-1583)の項の記載が幕府にとがめられ,岩国に数年蟄居(チツキヨ)を命ぜられた。
うつのみやとんあん: 【宇都宮遯庵】 (1633-1707) 江戸前・中期の儒学者。岩国藩儒。名は的,通称は三近。松永尺五に朱子学を学ぶ。著「日本古今人物史」中の秀吉の部下,中川清秀(1542-1583)の項の記載が幕府にとがめられ,岩国に数年蟄居(チツキヨ)を命ぜられた。
うつ: 【全】 名詞の上に付いて,複合語をつくり,全部,すっかりの意を表す。 「―はぎ」 ; 【空・虚】 名詞の上に付いて,複合語をつくり,空虚なこと,からっぽである意を表す。 「―木」「―蝉」 ; 【鬱】 ※一※ (名) 心にわだかまりがあって,気持ちの晴れ晴れしないこと。ゆううつ。 「―を散じる」 ※二※ (ト|タル) 草木の茂っているさま。 「数百年斧を入れたこと
うつ-うつ: [0] (副)スル ごく浅い眠りにあるさま。うとうと。「国野の肱を枕にして―睡るを見て/雪中梅(鉄腸)」
いんう: 【淫雨】 長く降り続いている雨。長雨。 ; 【陰雨】 (1)空が曇り雨の降ること。 (2)じめじめと長く降り続く雨。長雨。
うんう: 【雲雨】 (1)雲と雨。 (2)〔三国史(呉書周瑜伝)〕 (雲や雨を得て竜が昇天するように)大事をなす機会。 (3)「朝雲暮雨(チヨウウンボウ)」に同じ。