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【安居院】
元興寺関連用語- あんごいん: 【安居院】 ⇒元興寺(ガンゴウジ)(1)
- あんご: 【安居】 〔仏〕 〔梵 vārṣika 雨期の意。インドの夏は雨期で,僧がその間外出すると草木虫などを踏み殺すおそれがあるとして寺などにこもって修行した雨安居に始まる〕 (1)僧が夏に一定期間,一か所にこもって修行すること。元来は陰暦四月一六日から七月一五日までの三か月間行われ,この間を一夏(イチゲ)という。現在は主として禅宗の修行道場で行われる。夏安居(ゲアンゴ)。夏行(ゲギヨウ)。
- いんご: 【隠語】 (1)特定の職業・社会の者の間だけで通用する特殊な語。仲間以外の者から秘密を守るためや,仲間同士であることを確認しあうために使われる。「警察」を「さつ」などという類。 (2)謎(ナゾ)。判じ物。 ; 【韻語】 漢文で,韻を踏んだ文字。また,韻を踏んだ文章。詩や賦の類。
- いん-あん: [0] 【陰暗】 (形動) [文] ナリ うす暗いさま。「―なる幽谷に三寸の日光を楽しむ羽抜鳥/露団々(露伴)」
- あんごう: 【暗向】 〔「あんこう」とも。「鮟鱇(アンコウ){(2)}」の転。「暗向」は当て字〕 愚鈍なこと。また,愚かな人。 「是祐経,―らしく出し抜かれ/浄瑠璃・加増曾我」 ; 【暗合】 偶然に物事が一致すること。 「之に―したる事実の有りや無しや/社会百面相(魯庵)」 ; 【庵号】 「何々庵」と,「庵」をつけた雅号や称号。 ; 【暗号】 第三者に漏れないように,当事者間
- うあんご: 【雨安居】 夏安居(ゲアンゴ)のこと。 →安居(アンゴ)
- う-あんご: [2] 【雨安居】 夏安居(ゲアンゴ)のこと。 安居
- げあんご: 【夏安居】 〔仏〕 夏の三か月の間,僧が一か所にこもって修行すること。夏行(ゲギヨウ)。夏籠(ゲゴモリ)。﹝季﹞夏。 →あんご(安居)(1)
- げ-あんご: [2] 【夏安居】 (仏) 夏の三か月の間,僧が一か所にこもって修行すること。夏行(ゲギヨウ)。夏籠(ゲゴモリ)。 [季] 夏。 あんご
- とうあんご: 【冬安居】 〔仏〕 陰暦一〇月一六日から翌年1月15日まで,僧が一か所にこもって修行すること。雪(ユキ)安居。ふゆあんご。﹝季﹞冬。 →安居(アンゴ)
- とう-あんご: [3] 【冬安居】 (仏) 陰暦一〇月一六日から翌年1月15日まで,僧が一か所にこもって修行すること。雪(ユキ)安居。ふゆあんご。 [季] 冬。 安居
- ふゆあんご: 【冬安居】 「とうあんご(冬安居)」に同じ。﹝季﹞冬。《行脚ここに名山にあひぬ―/松瀬青々》
- ふゆ-あんご: 【冬安居】 「とうあんご(冬安居)」に同じ。 [季] 冬。《行脚ここに名山にあひぬ―/松瀬青々》
- ゆきあんご: 【雪安居】 冬安居(トウアンゴ)の異名。
- ゆき-あんご: [3] 【雪安居】 冬安居(トウアンゴ)の異名。
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