あんみょう 意味
- 【安名】
禅宗で,得度・受戒した者に師の与える法名。また,それを記した文書。
例文
- 安明寺(あんみょうじ)は、愛知県春日井市に所在する日蓮正宗の寺院。
関連用語
いんみょう: 【因明】 仏教の論理学。五明(ゴミヨウ)の一。その立論の形式は,宗(結論)・因(これを成立させる理)・喩(宗と因との関係を明らかにする例証)の三支からなる。 ; 【印明】 〔仏〕 印相と明呪,すなわち真言のこと。
おんみょう: 【陰陽】 「おんよう」の連声。
げんみょう: 【玄妙】 道理や技芸が,奥深く微妙なさま。 「禅家に悟道などの事ありて,其理頗(スコブ)る―なる由/学問ノススメ(諭吉)」 ﹛派生﹜——さ(名)
こんみょう: 【今明】 きょうとあす。きょうあす。今明日。 「忽ちに―の程とは思はざりつるに/平家 5」
ごんみょう: 【権妙】 〔「極妙(ゴクミヨウ)」の転か〕 不思議なほど素晴らしいこと。また,奇妙。 「偏に此薬の徳にあり。はああ―なり不思議なり/浄瑠璃・奥州安達原」
さんみょう: 【三明】 〔仏〕 自他の未来を知る天眼通,自他の過去を知る宿命通,煩悩(ボンノウ)を断って明智を得る漏尽通の三つの能力。過去と未来を知った上で,現在を悟り一切の煩悩を断つこと。
しんみょう: 【針妙】 〔「妙」は「少女」を合わせて一字としたもの。僧侶の隠語〕 (1)宮中の女官の私室で,裁縫などをした女中。 (2)寺で裁縫をする女。寺は女人禁制なので,この名目でひそかに妻女をおいた。 (3)貴人の家,一般の家庭などに雇われて裁縫をする女。 「―をおはりと言てしかられる/柳多留 13」 ; 【身命】 ⇒しんめい(身命) ; 【神妙】 〔古くは「しんびょう」とも〕
せんみょう: 【宣命】 〔宣読する勅命の意〕 天皇の命令を伝える文書の一形式。詔勅のうち宣命体で書かれたもの。 ――を含・める 因果を含める。いろいろと言い聞かせて納得させる。 「―・めて呼ばふ程に/狂言・よこ座」
ちんみょう: 【珍妙】 (1)風変わりでおかしい・こと(さま)。奇妙。 「―ないでたち」 (2)珍しくてすばらしい・こと(さま)。 「天より―之花雨(フ)り下り/私聚百因縁集」 ﹛派生﹜——さ(名)
ふんみょう: 【分明】 〔「ぶんみょう」とも〕 「ぶんめい(分明)」に同じ。 「その仮名(ケミヨウ)・実名(ジツミヨウ)―ならず/平家 11」
ほんみょう: 【本名】 筆名・芸名・偽名などに対して,本当の名。実名。ほんめい。 「―を名乗る」 ; 【本命】 生まれた年の干支(エト)。ほんめい。
めんみょう: 【面貌】 〔「みょう」は呉音〕 「めんぼう(面貌)」に同じ。[日葡]
あお-はんみょう: アヲハンメウ [3] 【青斑猫】 ツチハンミョウ科の甲虫。体長約2センチメートル。体は緑色で細長く,頭が大きく首が細い。ヨーロッパに分布。カンタリスの原料となる。セイヨウミドリゲンセイ。
おんみょうじ: 【陰陽師】 ⇒おんようじ(陰陽師)
おんみょう-じ: ―ヤウ― [3] 【陰陽師】 おんようじ