あん-ざ 意味

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    【安座・安坐】
    (名)スル
    (1)ゆったりと座ること。特に,あぐらをかくこと。
    (2)危急の際,何もしないでのんびりしていること。「その様子を見ると,手を束(ツカ)ねて―してゐられなくなる/浮雲(四迷)」

関連用語

        :    「さ」の濁音の仮名。歯茎破擦音(または歯茎摩擦音)の有声子音と後舌の広母音とから成る音節。 ; 〔打ち消しの助動詞「ず」に係助詞「は」の付いた「ずは」の転〕 打ち消しの仮定を表す。…なければ。ざあ。 「行か―なるまい」「さびたらばとが―なるまいが/狂言・連歌毘沙門」「見めもよいが,かたちもよいが,人だに振ら―,なほよかるらう/閑吟集」 〔現代語では「…ざ…まい」などの言い方に限られる
        あん:    【何】 〔「なん」の転〕 不定称の指示代名詞。なに。 「やい市い,―とした/滑稽本・膝栗毛 2」 ; 【庵・菴】 (1)草葺(ブ)きの小家。僧侶・世捨て人・風流人などの住む,質素な小屋。いおり。草庵。 「―を結ぶ」 (2)雅号や住まい・料亭の名などに添えて接尾語的に用いる語。 「芭蕉―」 ; 【暗】 暗い部分。暗さ。 ⇔明 「明(メイ)と―に分かれる」 ;
        あん-あん:     [0] 【暗暗・闇闇】 (ト|タル) [文] 形動タリ (1) ひそかなさま。はっきり言わないさま。「―のうちに了解した」 (2) 暗いさま。「四辺(アタリ)―として暗く/鉄仮面(涙香)」
        あい-ざ:    アヒ― [0] 【間座】 「狂言座(キヨウゲンザ)」に同じ。
        あと-ざ:     [0] [2] 【後座】 能舞台で,本舞台と鏡板との間の場所。通常,幅三間奥行一間半。前方,本舞台寄りに囃子(ハヤシ)方,橋懸かり寄り後方に後見が着座する。横板。 能舞台
        いち-ざ:     [2] 【一座】 (名)スル (1) 同じ場所に居合わせること。同席。「二,三度―為た事のある初緑と云ふ花魁/今戸心中(柳浪)」 (2) そこに居合わせた人全員。満座。「―の人々はどっと笑った」 (3) 宴会などの催し事。「―の余興」 (4) 同じ興行に参加する役者・芸人などの一団。「旅回りの―」 (5) 物を数える時に使う。(ア)(仏像などの)一体。(イ)(神社の)一社
        いて-ざ:     [0] 【射手座】 ((ラテン) Sagittarius) 黄道十二星座の一。九月上旬の宵,真南を通過する星座。かつては「人馬宮」に相当した。銀河系の中心はこの方向にあたり,星雲・星団・変光星に富む。中央部のひしゃく形に並ぶ六星を中国では南斗六星と呼ぶ。現在,冬至点がある。
        いわ-ざ:    イハ― [0] 【岩座】 仏像の台座や御幣立ての台で岩をかたどったもの。
        うお-ざ:    ウヲ― [0] 【魚座】 ((ラテン) Pisces) (1) 中世における魚商人の同業組合。 (2) 一一月下旬の宵に南中する黄道十二星座の一。現在,春分点はこの星座内にある。かつては黄道十二宮の双魚宮に相当。
        うけ-ざ:     [0] [2] 【請座】 (1) 開閉する扉の軸のはまる所。 (2) 「請座金物」の略。
        うん-ざ:     [0] 【運座】 (1) 江戸時代後期の月並俳諧で,兼題のほかに席題によって句作し,宗匠の即点を受ける会。 (2) 明治時代以降,連衆一同が一定の題で句を作り,優れた句を互選する会。膝回しと袋回しの二方法がある。伊藤松宇・正岡子規らが新しく定式化した。
        えど-ざ:     [0] 【江戸座】 芭蕉没後,江戸で都会趣味の句を作った俳人たちの総称。特に宝井其角系統の一派をいう。俳風は洒落と機知を主とし,遊蕩趣味に傾く。江戸派。
        えん-ざ:     [0] [1] 【宴座】 (1) (仏)(「燕座」とも書く)座禅すること。 (2) 宮中で節会(セチエ)・大饗(タイキヨウ)などの時に,杯のやりとりの儀礼を行なった酒宴の座。宴の座。 穏座
        え-ざ:    ヱ― [1] 【会座】 仏事・説教などの法会(ホウエ)に参会した者の席。また,法会のこと。
        おう-ざ:    ワウ― [1] 【王座】 (1) 王のすわるところ。また,王位。 (2) 第一人者の地位。「フライ級の―につく」「―を守る」

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