あ-こ 意味
- 【彼所】
(代)
(近世上方語)
遠称の指示代名詞。あそこ。「まあ行てとうてかんせ。―も宿屋ぢやあろわい/滑稽本・膝栗毛 5」
例文
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関連用語
こ-そ-あ-ど: [0] 現代における話し言葉の「指示する語」の体系の名称。話し手との関係によって近称・中称・遠称・不定称に分類され,それぞれの語頭に「こ・そ・あ・ど」という共通する部分があることから名付けられた。「これ」「それ」「あれ」「どれ」,「こう」「そう」「ああ」「どう」,「こんな」「そんな」「あんな」「どんな」,「この」「その」「あの」「どの」などのように,代名詞・副詞・形容動詞・連体詞にまたがる
あ: (1)五十音図ア行第一段の仮名。後舌の広母音。 (2)平仮名「あ」は「安」の草体。片仮名「ア」は「阿」の行書体の偏。 ; 【唖】 話しことばが重度に障害された状態。話しことばをまったく,あるいは,ほとんど発することができない状態をいう。 ; 【足】 あし。 「―の音せず行かむ駒もが/万葉 3387」 〔多く「足掻(アガ)き」「足結(アユイ)」など,複合した形で見られる〕
あ(あ): (1) [驚き] Oh!/Good God [Heavens] !/Oh,my goodness!/Dear me! (2) [感嘆] Ah!/Oh!/O,…!/Alas! (3) [呼びかけ] (I) say. /Hello!/Look! (4) [答] Yes./No.あ,痛い! Ouch! ああそうですか Really?/Is that so?
あ-あ: [1] 【唖唖】 (副) カラスの鳴く声を表す語。「宿鴉の夢を驚かし―として林中に声あり/花間鶯(鉄腸)」
こ: (1)五十音図カ行第五段の仮名。軟口蓋破裂音の無声子音と後舌の半狭母音とから成る音節。 (2)平仮名「こ」は「己」の草体。片仮名「コ」は「己」の初二画。 〔奈良時代までは上代特殊仮名遣いで甲乙二類の別があり,発音上区別があったとされる〕 ; 【子・児】 ※一※ ◎ (名) (1)人間や動物から,生まれ出るもの。特に,生まれ出て間もないもの。 ⇔親 「―を生む」「腹に―を持った鮭
あ∘なり: (連語) 「あんなり」の撥音「ん」の無表記。「駿河の国に―∘なる山の頂に/竹取」
あ∘べし: (連語) (「あるべし」の音便形「あんべし」の「ん」の無表記) あるはずだ。あるべきである。「をかしくもあはれにも―∘べかりける事の/源氏(帚木)」
あ∘めり: (連語) (「あんめり」の撥音「ん」の無表記) あるようだ。あるらしい。「とばかり,ほのかにぞ―∘める/源氏(蛍)」
あ・う: アフ 【和ふ・韲ふ】 (動ハ下二) あえる
あ・える: アヘル [2] 【和える・韲える】 (動ア下一) [文] ハ下二 あ・ふ (1) 野菜・魚介などを,酢・味噌・胡麻(ゴマ)などとまぜる。「酢みそで―・える」 (2) まぜっかえす。ごちゃごちゃにする。「長五郎さんの力持で,大事の帳合を―・へられた/歌舞伎・隅田春」
あ・きる: [2] 【飽きる・厭きる】 (動カ上一) (四段動詞「あく」の上一段化。近世江戸語以降の形) (1) 同じ物事が何度も続いて,いやになる。いやになって,続ける気がなくなる。「パン食に―・きる」「仕事にすぐ―・きて長続きしない」 (2) 満ち足りて,これ以上はいらなくなる。《飽》「好きな物を―・きるほど食べたい」 (3) 動詞の連用形の下に付いて,いやになるほど十分に…する意を
あ・く: [0] 【開く・空く・明く】 ■一■ (動カ五 [四] ) □一□(自動詞) (1) 出入り口や容器の口などを閉ざしていた物が動いて,人や物の通り道ができる。ひらく。《開》 しまる とじる 「ドアが―・く」「ふたが固くて―・かない」 商店の営業や興業が始まる。ひらく。《開》 しまる.html">しまる とじる 「ドアが―・く」「ふたが固くて―・かない」 商店
あ・ぐ: 【上ぐ・揚ぐ・挙ぐ】 (動ガ下二) あげる
あ・ける: [0] 【明ける・空ける・開ける】 (動カ下一) [文] カ下二 あ・く □一□(他動詞) (1) 出入り口や容器の口などを閉ざしていた物を動かして,人や物が通り抜けられるようにする。ひらく。《開》 しめる とじる 「箱のふたを―・ける」「引出しを―・ける」 閉じているものを,左右・上下・四方などにひろげる。《開》 しめる.html">しめる とじる 「箱のふ
あ・げる: [0] 【上げる・揚げる・挙げる】 (動ガ下一) [文] ガ下二 あ・ぐ (1) より高い所へ物を移動させる。《上・揚》 おろす 「たんすを二階に―・げる」「手を頭の上に―・げる」「船から陸に荷を―・げる」 顔や視線など,下向きになっていたものを上向きにする。《上》 おろす.html">おろす 「たんすを二階に―・げる」「手を頭の上に―・げる」「船から陸に荷を―・げる