いい-そこな・う 意味
- イヒソコナフ [5]
【言(い)損なう】
(動ワ五[ハ四])
(1)まちがって言う。言い誤る。「答えを―・う」
(2)言うべきことを言わないでしまう。「肝心な用件を―・う」
関連用語
かき-そこな・う: ―ソコナフ [5] [0] 【書(き)損なう】 (動ワ五 [ハ四] ) 書きまちがえる。書き損じる。「葉書のあて名を―・った」
きき-そこな・う: ―ソコナフ [5] 【聞(き)損なう】 (動ワ五 [ハ四] ) (1) 聞いてはいても相手の言うことをまちがえて聞く。聞きあやまる。「話の趣旨を―・う」 (2) 聞く機会をのがす。「演奏会の実況放送を―・う」
しに-そこな・う: ―ソコナフ [5] 【死に損なう】 (動ワ五 [ハ四] ) (1) もうすこしで死ぬような目に遭う。「車にはねられて,―・った」 (2) 死ぬべき場で死を逃す。死のうとしたが,死ねずにいる。「身投げをして,―・う」
し-そこな・う: ―ソコナフ [4] 【仕損なう・為損なう】 (動ワ五 [ハ四] ) (「しぞこなう」とも) 失敗する。しくじる。しそんじる。「忙しくて電話を―・った」
そこな・う: ソコナフ [3] 【損なう・害う】 (動ワ五 [ハ四] ) (1) 物をこわす。傷つける。「秘蔵の名器を―・う」 (2) 悪い状態にする。害する。「機嫌を―・う」「健康を―・う」「友好関係を―・う」 (3) (動詞の連用形に付いて)(ア)…するのに失敗する。「ボールをとり―・う」「書き―・う」(イ)もう少しで…しそうになる。「死に―・うところだった」「おぼれ―・う」 (4)
でき-そこな・う: ―ソコナフ [0] [5] 【出来損なう】 (動ワ五 [ハ四] ) (1) 不完全なものができる。「―・ったオムレツ」 (2) できるはずのものができないでしまう。「去年―・った同好会を今年こそ作ろう」
とり-そこな・う: ―ソコナフ 【取(り)損なう】 (動ワ五 [ハ四] ) (1) 取ることに失敗する。「ボールを―・う」 (2) 理解をあやまる。「文章の意味を―・う」
のり-そこな・う: ―ソコナフ [5] 【乗(り)損なう】 (動ワ五 [ハ四] ) (1) 乗るのが下手で,うまく乗れない。 (2) 時間に遅れたりして,乗るつもりの乗り物に乗れなくなる。「五時の列車に―・った」
み-そこな・う: ―ソコナフ [4] [0] 【見損なう】 (動ワ五 [ハ四] ) (1) 見あやまる。見まちがう。「数字を―・う」 (2) 見たいと思っていたものを見ないでしまう。見のがす。「ピカソ展を―・ってしまった」 (3) 評価をあやまる。「君を―・った」
やり-そこな・う: ―ソコナフ [5] 【遣り損なう】 (動ワ五 [ハ四] ) しそんじる。やりそこねる。失敗する。「―・ってけがをする」
いい-そこない: イヒソコナヒ [0] 【言(い)損ない】 言いそこなうこと。言いまちがい。
つくり-そこな・う: ―ソコナフ [6] [0] 【作り損なう】 (動ワ五 [ハ四] ) 作ろうとして失敗する。作り損じる。
いいそこない: 【言(い)損ない】 言いそこなうこと。言いまちがい。
いいそこなう: 【言(い)損なう】 (1)まちがって言う。言い誤る。 「答えを―・う」 (2)言うべきことを言わないでしまう。 「肝心な用件を―・う」
そこな: 【其処な】 〔「そこなる」の転〕 そこにある。そこにいる。 「のう,―人/狂言・今参(虎寛本)」