いえる 意味
- 【癒える】
(1)病気や傷がよくなる。なおる。
「病(ヤマイ)が―・える」「傷が―・える」
(2)悲しみや苦しみがおさまる。
「失恋の痛みが―・える」
〔「いやす」に対する自動詞〕
例文
もっと例文: 次へ>
- よくも彼女にそんなことがいえるものだ。
- 彼は外務大臣としてはまず及第といえる。
- 一生で一番辛い経験といえるでしょう。
- 同じことがプロ野球についてもいえる。
- 彼は十分といえるほどには勉強しない。
関連用語
ついえる: 【費える】 〔「潰(ツイ)える」と同源〕 (1)金銭が消費されて乏しくなる。へる。 「生産資本も,無為(ムダ)に半額(ナカバ)は―・えつべく/当世書生気質(逍遥)」 (2)むだに時が過ぎる。 「空しく時が―・えた」 ; 【潰える・弊える】 (1)形が崩れる。こわれる。 「この家今は―・へて断礎をのみぞ留めたる/即興詩人(鴎外)」 (2)戦いに負けて総くずれとなる。 「軍
金がついえる: 費用がかかる
いえ: 【家】 長編小説。島崎藤村作。1911年(明治44)刊。由緒ある二つの旧家の没落する過程をたどり,家族制度の因習や宿命的な血の問題を描く。 ; 【家】 (1)(ア)人が住むための建物。住居。家屋。 「立派な構えの―」(イ)自分のうち。我が家。自宅。「―へ帰る」「―の者が待っている」(ウ)生活の中心となる場所。家庭。所帯。「結婚して―をもつ」 (2)(ア)夫婦・親子・兄弟などからなる
える: 【撚る】 「撚(ヨ)る」の転。 「苧縄(オナワ)七筋―・り合はせ/浄瑠璃・吉野忠信」 ; 【彫る・鐫る】 (1)彫刻する。ほる。きざむ。 「大理石もて―・り成せる大いなる馬/即興詩人(鴎外)」「白きには梅を―・りて/源氏(梅枝)」 (2)かたいものをくりぬく。えぐる。 「具(ツブサ)に此の事を記して,石(イワ)を―・りて納めてけり/今昔 7」 ; 【選る】 いくつかの
あいえ: 【藍絵】 (1)江戸末期の浮世絵版画の一。藍の濃淡を主として,時に紅や黄を少量使ったもの。葛飾(カツシカ)北斎の風景画,歌川国貞の美人画などに見られる。藍摺(アイズ)り。 (2)陶磁器の呉須(ゴス)の染め付け模様。
あき-いえ: ―イヘ [0] 【空き家】 あきや。
いいえ: 問いかけや誘いかけに対して答えが否定的であることを示す語。そうではない。いや。 「『中村さんのお宅ですか』『―,ちがいます』」
いえい: 【遺影】 故人の写真や肖像。 ; 【家居】 (1)家にいること。家をつくって住むこと。 「野辺近く―しせれば/古今(春上)」 (2)すまい。家。 「―のつきづきしく,あらまほしきこそ/徒然 10」 ; 【遺詠】 (1)故人がのこした未発表の詩歌。 (2)辞世の詩歌。
いえか: 【家蚊】 イエカ属のカの総称。アカイエカ・コガタアカイエカ・チカイエカ・ネッタイイエカなどを含み,日本脳炎・フィラリアの媒介をする種もある。
いえき: 【胃液】 胃から分泌される消化液。ペプシンや塩酸を含み,主にタンパク質の消化や,食物とともに胃内に入った病原菌の殺菌を行う。
いえじ: 【家地】 甲冑(カツチユウ)や小具足で,小札(コザネ)や鉄板・鎖などをとじつけるための下地の布や革。いえ。 ; 【家路】 (1)自分の家に帰る道。帰宅の道。 「―につく」「―をたどる」「―を急ぐ」 (2)その家へ行く道。また,家のあるあたり。 「妹が―近くありせば/万葉 3635」
いえつ: 【怡悦】 たのしみ喜ぶこと。 「我が人をして…―せしむべき句ぞと/即興詩人(鴎外)」
いえで: 【家出】 (1)ひそかに自分の家を出て,帰らないこと。出奔(シユツポン)。 「―して都会に出る」 (2)外出。 「さびしさに―しぬべき山里を/詞花(雑上)」 (3)僧になること。出家。 「世の中を憂しと思ひて―せし/万葉 3265」
いえど: 【言えど】 ⇒といえど(連語)
いえな: 【家名】 家の呼び名。姓や屋号など。 「『何屋ぢやいな』『やどやさ』『その―わいな』/滑稽本・膝栗毛 5」