いおんびん 意味

発音を聞く:
  • 【イ音便】
    音便の一。発音上の便宜のために,「き」「ぎ」「し」「り」の子音 k, g, s, r が脱落して「イ」の音になる現象。「書きて→書いて」「泳ぎて→泳いで」「指して→指いて」「美しき→美しい」「おっしゃります→おっしゃいます」の類。一般には,用言の活用語尾に現れるものを指すが,それ以外の場合もある。

関連用語

        い-おんびん:     [2] 【イ音便】 音便の一。発音上の便宜のために,「き」「ぎ」「し」「り」の子音 k, g, s, r が脱落して「イ」の音になる現象。「書きて→書いて」「泳ぎて→泳いで」「指して→指いて」「美しき→美しい」「おっしゃります→おっしゃいます」の類。一般には,用言の活用語尾に現れるものを指すが,それ以外の場合もある。
        うおんびん:    【ウ音便】 音便の一。発音上の便宜のために,語中・語末の「く」「ぐ」「ひ」「び」「み」などが「ウ」の音になる現象。「よく→よう」「思ひて→思うて」「呼びて→呼うで」「頼みたる→頼うだる」の類。一般には,用言の活用語尾に現れるものをさすが,それ以外の場合もある(「かぐはし→かうばし」「したぐつ→したうづ」の類)。
        う-おんびん:     [2] 【ウ音便】 (名) 音便の一。発音上の便宜のために,語中・語末の「く」「ぐ」「ひ」「び」「み」などが「ウ」の音になる現象。「よく→よう」「思ひて→思うて」「呼びて→呼うで」「頼みたる→頼うだる」の類。一般には,用言の活用語尾に現れるものをさすが,それ以外の場合もある(「かぐはし→かうばし」「したぐつ→したうづ」の類)。
        おんびん:    【音便】 国語学で,発音上の便宜から,単語の一部の音がもとの音とは異なった音に変わる現象をいう。イ音便・ウ音便・促音便・撥音便の四種の区別がある。 ; 【穏便】 (1)事件を処理する方法や態度がおだやかなこと。表立たないように,内々で処理する・こと(さま)。 「―な処置」「事を―にすます」 (2)手軽で都合のよいさま。 「―のところに坐禅す/正法眼蔵」
        おんびん-けい:     [0] 【音便形】 音便によって新たに生じた語形。特に,用言の連用形などが音便によって生じた語形に対していう。「書きて」に対する「書いて」の「書い」,「読みて」に対する「読んで」の「読ん」の類。
        そく-おんびん:     [3] 【促音便】 音便の一。発音の便宜のために,語中で,ある音が促音に転ずる現象。活用語の連用形語尾の「ち」「ひ」「り」が,「て」「たり」などに連なるとき促音に変化する,「勝ちて→勝って」「言ひて→言って」「ありて→あって」の類。これらのほか,「をひと→をっと(夫)」「さふそく→さっそく(早速)」「やはり→やっぱり」などもある。つまる音便。 音便
        はつ-おんびん:     [3] 【撥音便】 音便の一。発音上の便宜のために,語中・語末のある音が撥音に転ずる現象。活用語の連用形語尾の「に」「び」「み」が「て」「たり」などに連なるとき撥音に変化するもの。「死にて→死んで」「飛びて→飛んで」「読みて→読んで」の類。これらのほかに,「さかりに→さかんに(盛に)」「かみなづき→かんなづき(神無月)」「まなか→まんなか(真中)」などもある。はねる音便。 音便
        イおんびん:    イ音便
        ウおんびん:    ウ音便
        おんびんけい:    【音便形】 音便によって新たに生じた語形。特に,用言の連用形などが音便によって生じた語形に対していう。「書きて」に対する「書いて」の「書い」,「読みて」に対する「読んで」の「読ん」の類。
        そくおんびん:    【促音便】 音便の一。発音の便宜のために,語中で,ある音が促音に転ずる現象。活用語の連用形語尾の「ち」「ひ」「り」が,「て」「たり」などに連なるとき促音に変化する,「勝ちて→勝って」「言ひて→言って」「ありて→あって」の類。これらのほか,「をひと→をっと(夫)」「さふそく→さっそく(早速)」「やはり→やっぱり」などもある。つまる音便。 →音便
        はつおんびん:    【撥音便】 音便の一。発音上の便宜のために,語中・語末のある音が撥音に転ずる現象。活用語の連用形語尾の「に」「び」「み」が「て」「たり」などに連なるとき撥音に変化するもの。「死にて→死んで」「飛びて→飛んで」「読みて→読んで」の類。これらのほかに,「さかりに→さかんに(盛に)」「かみなづき→かんなづき(神無月)」「まなか→まんなか(真中)」などもある。はねる音便。 →音便
        びんびん:    (「と」を伴っても用いる) (1)振動などが伝わってくるさまを表す語。 「大声が―(と)ひびく」 (2)強くはねかえるように心にひびくさま。 「彼の言葉はひとつひとつ―(と)私の胸にひびいた」「聴衆の反応が―(と)返ってくる」
        いおん:    【遺恩】 故人から受けた恩恵。 「―に報いる」 ; 【倚音】 ⇒前打音(ゼンダオン) ; 【異音】 〔allophone〕 構造言語学における音韻論の術語。同一音素に属する様々な音声学的実現を指す。例えばザ行子音は「ざる」のように語頭では破擦音 [dz] だが,非語頭では「ひざ」のように摩擦音 [z] になる傾向がある。この場合に [dz] と [z] を,同一音素 /z/
        おん-びん:    ヲン― [0] 【穏便】 (名・形動) [文] ナリ (1) 事件を処理する方法や態度がおだやかなこと。表立たないように,内々で処理する・こと(さま)。「―な処置」「事を―にすます」 (2) 手軽で都合のよいさま。「―のところに坐禅す/正法眼蔵」

隣接する単語

  1. "いおり-がた" 意味
  2. "いおり-てん" 意味
  3. "いおり-に-もっこう" 意味
  4. "いおる" 意味
  5. "いおん" 意味
  6. "いお・る" 意味
  7. "いお-すき" 意味
  8. "いお-つ" 意味
  9. "いお-の-め" 意味
  10. "いおる" 意味
  11. "いおん" 意味
  12. "いお・る" 意味
  13. "いお-すき" 意味
パソコン版で見る

著作権 © 2024 WordTech 株式会社