いお-つ 意味
- イホ―
【五百箇】
五百個。数の多いことをいう語。名詞の上に付いて,多く接頭語のように用いる。「―御統(ミスマル)の瓊を以て/日本書紀(神代上訓)」
関連用語
いお: 【庵・廬】 (1)草木や竹で作った仮の小屋。いおり。 「春霞たなびく田居に―つきて/万葉 2250」 (2)仮の住まい。いおり。 「我が―は宮このたつみしかぞ住む/古今(雑下)」 ; 【魚】 さかな。うお。 「白き鳥の…水のうへに遊びつつ―をくふ/伊勢 9」 ; 【五百】 (1)五百。 (2)数多いこと。 「今夜(コヨイ)の長さ―夜継ぎこそ/万葉 985」
つ: (1)五十音図タ行第三段の仮名。歯茎破擦音の無声子音と後舌の狭母音とから成る音節。 (2)促音(つまる音)を表す仮名。促音の場合,現代仮名遣いではなるべく小書きにするとされている。 (3)平仮名「つ」,片仮名「ツ」は,ともに「州」の略体あるいは「川」の全画からか。 ; 【津】 三重県中部の市。県庁所在地。伊勢湾に臨み,古く,安濃津(アノツ)といい,三津(サンシン)の一。近世は藤堂氏の
いいお: 【飯尾】 姓氏の一。
いおう: 【位襖】 ⇒いあお(位襖) ; 【已往】 ある時点よりも前。以前。 ; 【以往】 (1)ある時期よりのち。以後。 「明治―」 (2)(「已往」と混同されて)それ以前。 「又―には土御門院の御宇元久三年に/太平記 24」 ; 【易往】 〔仏〕 弥陀(ミダ)の本願によって極楽浄土にたやすく往生できること。 ; 【医王】 〔仏〕 (1)仏または菩薩(ボサツ)。衆生
いおつ: 【五百箇】 五百個。数の多いことをいう語。名詞の上に付いて,多く接頭語のように用いる。 「―御統(ミスマル)の瓊を以て/日本書紀(神代上訓)」
いおり: 【庵・菴・廬】 (1)僧侶や世捨て人などが住む粗末な小屋。庵室(アンシツ)。いお。 「―を結ぶ」 (2)小さな家。粗末な家。また,自分の家を謙遜していう語。 (3)農作業などのための仮小屋。 「秋田刈る旅の―にしぐれ降り/万葉 2235」 (4)軍隊の宿営地。軍営。[和名抄] (5)家紋の一。{(1)}を図案化したもの。 (6)「庵看板」の略。
いおる: 【庵る】 庵を作って住む。 「筑波嶺に―・りて妻なしに我が寝む夜ろは/常陸風土記」
いおん: 【遺恩】 故人から受けた恩恵。 「―に報いる」 ; 【倚音】 ⇒前打音(ゼンダオン) ; 【異音】 〔allophone〕 構造言語学における音韻論の術語。同一音素に属する様々な音声学的実現を指す。例えばザ行子音は「ざる」のように語頭では破擦音 [dz] だが,非語頭では「ひざ」のように摩擦音 [z] になる傾向がある。この場合に [dz] と [z] を,同一音素 /z/
いお・る: イホル 【庵る】 (動ラ四) 庵を作って住む。「筑波嶺に―・りて妻なしに我が寝む夜ろは/常陸風土記」
いお-すき: イヲ― 【商陸】 ヤマゴボウの古名。
ちいお: 【千五百】 数のきわめて多いこと。無数。ちいほ。 「―の黄泉軍(ヨモツイクサ)を副へて追はしめき/古事記(上訓)」
ち-いお: ―イホ 【千五百】 数のきわめて多いこと。無数。ちいほ。「―の黄泉軍(ヨモツイクサ)を副へて追はしめき/古事記(上訓)」
ほし-いお: ―イヲ 【干し魚・乾し魚】 ほしうお
1つ: 一; 一つ
2つ: 二つ