いかさま 意味
- 【如何様】
※一※ ◎ (名)
〔いかにもそのものらしい,の意〕
偽物。まがいもの。また,いんちき。ペてん。
「―に掛ける」「あの試合は―だ」「―博打(バクチ)」
※二※ (副)
(1)かなりの確信を抱きながら,推測する場合に用いる。いかにも。きっと。恐らく。
「―是は祇といふ文字を名について/平家 1」
(2)決意を表す語。何はともあれ。何としてもきっと。
「―取りて帰り…家の宝となさばやと存じ候/謡曲・羽衣」
※三※ (形動ナリ) +もっと...
どのよう。いかよう。
「―に思ほしめせか/万葉 162」
※四※ (感)
相手の言葉に賛意を表す語。なるほど。いかにも。
「―知らぬ人が見たらさう思ふであろ/狂言記・止動方角」
例文
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- 何回もいかさまにだまされましたよ。
- 彼はカードでいかさまをした。
- いかさま商売はやめろ!
- 見せかけるために あなたは いかさま師
- 見せかけるために あなたは いかさま師
関連用語
いかさまし: 【如何様師】 いんちき・不正を常習にする人。詐欺(サギ)師。ぺてん師。
いかさまの: ずる賢い
いかさま師: 如何様師; 詐欺師; ペテン師; ぺてん師; 騙り; 欺瞞者; とっこ
いかさま-し: [4] 【如何様師】 いんちき・不正を常習にする人。詐欺(サギ)師。ぺてん師。
いかさま-もの: [0] 【如何様物】 本物のように見せかけた品物。にせ物。まがいもの。
いかさまする: 騙かす; 欺く; 瞞す; 騙し込む; 謀つ; 惑わせる; 詐る; 鴨る; 偽る; たらし込む; 誤魔化す; 惑わす; 騙る; 欺す; 騙す; 欺瞞する; だます; 賺す; まやかす; 化かす; 誑す; 乗せる; 謀る; 食わせる; ごまかす; いんちきする; 瞞着する; 丸めこむ; 計る; 誑かす; 騙くらかす; 誑し込む; 欺罔する; 引っ懸ける; 食わす
いかさまもの: 【如何様物】 本物のように見せかけた品物。にせ物。まがいもの。
いかさまをする: いんちきをする
かさま: 【笠間】 茨城県中部にある市。笠間稲荷の門前町から発達。笠間焼・稲田御影(ミカゲ)を産する。
いか-さま: [3] 【如何様】 ■一■ [0] (名) (いかにもそのものらしい,の意) 偽物。まがいもの。また,いんちき。ペてん。「―に掛ける」「あの試合は―だ」「―博打(バクチ)」 ■二■ (副) (1) かなりの確信を抱きながら,推測する場合に用いる。いかにも。きっと。恐らく。「―是は祇といふ文字を名について/平家 1」 (2) 決意を表す語。何はともあれ。何としてもきっと。「―取
あま-さかさま: 【天逆様】 (形動ナリ) 道理にあわないさま。「いかなる―の仰なりとも/平治(下)」
おかかさま: 【御母様・御嬶様】 (1)他人の妻を敬って呼ぶ語。おかみ様。奥様。 (2)母を敬って呼ぶ語。おかあさま。 〔主に近世に用いられた〕
おかさま: 〔「おかかさま」または「おかたさま」の略という〕 近世,他人の妻を呼ぶ敬称。多く町人の妻女をいう。おかみ様。 「あんな―持ちながら/浄瑠璃・用明天皇」
かかさま: 【母様】 母を敬っていう語。おかあさま。 ⇔父様(トトサマ) 「―は爰の茶屋の内に/浄瑠璃・油地獄(上)」
かさまつ: 【笠松】 岐阜県南部,羽島郡の町。かつて木曾川の水運で栄え,近世には美濃代官所があった。美濃縞の原産地で,織物業が盛ん。 ; 【笠松】 (1)枝が四方に広がって,笠のようにみえる松。 (2){(1)}を図案化した紋・文様。