いかりづな 意味
- 【碇綱】
碇を船に結びつける綱。苧綱(カラムシヅナ)が主に用いられた。
関連用語
いかり-づな: [3] 【碇綱】 碇を船に結びつける綱。苧綱(カラムシヅナ)が主に用いられた。
いかりづめ: 【怒り爪】 獣などがおこってむき出す爪。
いかりづめの内面: 錨の爪; 掌革; 手のひら; オールの偏平部; 錨爪; 支柱などを取り付ける底板; たなごころ皮; パーム
分かりづらい: 分かり辛い
いかり: 【怒り】 いかること。おこること。腹立ち。立腹。 「―に燃える」「相手の―をかう」「―をしずめる」 ――心頭(シントウ)に発(ハツ)・する 心底から激しく怒る。 ――を遷(ウツ)・す 〔論語(雍也)〕 腹を立てて,関係のない者にやつあたりする。 ; 【錨・碇】 〔海中の石を意味する古語「いくり」と同源か〕 (1)綱や鎖をつけて水底に投下し,これによって船をその場所に停止さ
いかばかり: 【如何許り】 どれほど。どんなに。 「―およろこびのことでしょう」「悲しみは―かと」
いかりがた: 【怒り肩】 高く角張った肩。 ⇔撫(ナ)で肩
いかりげ: 【怒り毛】 けものが怒ったとき逆立てる毛。 「獅子の―の如く巻いて/太平記 28」
いかりそう: 【碇草】 メギ科の多年草。山地に自生する。高さ約30センチメートル。葉は複葉。春,碇の形に似た淡紫色の四弁の花を下向きにつける。茎や葉を干して強壮・強精薬とする。
いかりつめ: 上外端; 斜桁の外端; 狭先部; 斜桁尖端; 船艙狭尖部
いかりなわ: 【碇縄】 「碇綱(イカリヅナ)」に同じ。 「苦し」「いかで」を言い出すための序詞としても用いる。「沖つ島とまる小舟の―/新続古今(恋五)」
いかりのひ: 【怒りの日】 (1)キリスト教で,神が最後の審判を行う日。公審判の日。 (2)死者のためのミサで歌われる聖歌の一。最後の審判をテーマとしたもの。非宗教音楽でも,死を表現する主題に用いられ,ベルリオーズ「幻想交響曲」,リスト「死の舞踏」などにみられる。ディエス-イレ。
いかりばな: 【怒り鼻】 小鼻が横にひろがっている鼻。
いかりぼし: 【錨星・碇星】 カシオペア座の W 形の五星を碇に見たてた和名。瀬戸内海地方から東北地方にかけて分布する呼称。山形星。
いかりむし: 【錨虫】 甲殻綱の節足動物。幼虫はミジンコ形で泳ぐが,成熟して交尾した雌は淡水魚の口内や鰓(エラ)に寄生。体長7ミリメートル内外の棒状になり,脚もなくなって,頭胸部に錨形の突起が二対でき,これで宿主に固着する。養殖魚の害敵。