いがた 意味
- 【鋳型】
(1)鋳物を鋳造するときに,溶かした金属を流し込む型。
(2)物事をはめこむ一定の枠。きまりきった形。
――には・める
形式ばった規則・規格で人間を一定の型に作りあげる。
「生徒を―・めてしまう画一教育」
例文
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- それは明らかに、満足すべきものとは言いがたい。
- 彼には仕えてくれる召し使いがたった一人しかいない。
- あまりに急いで書かれたので、その手紙には間違いがたくさんあった。
- 支払いがたまっているので、すぐにもっと稼ぎの良い仕事を探す必要がある。
- 何か拭いがたいひけ目を持った少年が、自分はひそかに選ばれた者だ、と考えるのは、当然ではあるまいか。
関連用語
あいがた: 【藍型】 藍の濃淡で模様を染め出した型染め。特に,沖縄のものが知られる。ええがた。 →紅型(ビンガタ)
あいがたり: 【間語り】 能の語り間(アイ)でワキが語ること。 →語り間(アイ)
いいがたい: 【言(い)難い】 うまく言うことができない。言いにくい。 「何とも―・い味だ」「いわく―・い」
いがたり: 【居語り】 語り間(アイ)の一。多く里人に扮した狂言方が舞台中央に座って,ワキに土地の伝承を語り聞かせるもの。 →立ち語り
いがたわく: 【鋳型枠】 鋳型を作るとき,鋳物砂を詰める木または金属製の枠。
いがた-わく: [3] 【鋳型枠】 鋳型を作るとき,鋳物砂を詰める木または金属製の枠。
こいがたき: 【恋敵】 恋愛の競争相手。同じ人を恋している相手。ライバル。
しまいがた: 【四枚肩】 舁(カ)き手が四人ついて,四人でまたは交代で担ぐ駕籠(カゴ)。よまいがた。 「―飛鳥の如く虚空をかけり/浄瑠璃・吉野忠信」
たいがため: 【体固め】 レスリングで,相手を押さえ込みフォールまでもっていく一連の技の総称。
にいがた: 【新潟】 (1)中部地方北東部の県。かつての越後(エチゴ)・佐渡の二国を占める。日本海に面し,新潟平野・高田平野がある。東部は朝日山地・飯豊山地・越後山脈・三国山脈が連なり,南部に魚沼丘陵・東頸城(ヒガシクビキ)丘陵がある。佐渡島(サドガシマ)や粟島(アワシマ)も含む。県庁所在地,新潟市。 (2)新潟県中北部,信濃川河口にある市。県庁所在地。日本海側屈指の商港をもち,天然ガスなどに恵まれ,
やせいがた: 【野生型】 表現型の一。あるいはその表現型をもつ遺伝子。生物のもつ個々の遺伝形質において,突然変異によって新しい変異型が種内に見られるとき,元からあって最も普遍的なものをいう。正常型。
よまいがた: 【四枚肩】 「しまいがた(四枚肩)」に同じ。 「三里を毎日の早駕籠,人も咎むる―/浮世草子・好色盛衰記 4」
救いがたく: 絶望的に; どうしようもないほど
言いがたい: 言い難い; えも言われぬ; 言知れぬ; 得も言われぬ; 言い知れぬ
えいがたいがい: 【詠歌大概】 歌論書。一巻。藤原定家著。建保年間(1213-1219)成立。尚古主義的な定家晩年の歌論を漢文体で述べたもの。「近代秀歌」とともに中世歌人に多大の影響を与えた。