いが・める 意味

発音を聞く:
  • [3]
    【歪める】
    (動マ下一)[文]マ下二 いが・む
    (「ゆがめる」の転)
    (1)ゆがめる。曲げる。「事を―・めて言う」
    (2)手ひどくこらしめる。やっつける。「此の婆が―・めてやる/浄瑠璃・聖徳太子」
    (3)くすねる。「胴乱をちよびと―・めてこました/歌舞伎・韓人漢文」
    (4)女を自分のものにする。「きやつを―・めずにはおくまい/浮世草子・新色五巻書」

関連用語

        いがめる:    【歪める】 〔「ゆがめる」の転〕 (1)ゆがめる。曲げる。 「事を―・めて言う」 (2)手ひどくこらしめる。やっつける。 「此の婆が―・めてやる/浄瑠璃・聖徳太子」 (3)くすねる。 「胴乱をちよびと―・めてこました/歌舞伎・韓人漢文」 (4)女を自分のものにする。 「きやつを―・めずにはおくまい/浮世草子・新色五巻書」
        酔いがさめる:    興ざめする; 醒める; 酔いを覚ます; 覚める
        める:    【減る】 (1)へる。少なくなる。低下する。 「地ガ―・ッタ/日葡」 (2)衰える。弱くなる。 「過言申す者は必ず奢り易く,―・りやすし/甲陽軍鑑(品三〇)」 (3)日本音楽で,音高を標準よりも低めにする。多くは管楽器,特に尺八でいう。 ⇔かる
        いが:    【伊賀】 旧国名の一。三重県西部にあたる。伊州。 ; 【渭河】 ⇒渭水(イスイ) ; 【衣蛾】 ヒロズコガ科のガ。黄褐色で前ばねには三個の黒褐色の斑がある。開張10~14ミリメートル。幼虫は毛織物・毛皮・羽毛などを食害する。世界各地に分布。 ; 【毬・梂】 クリなどの果実を包んでいるとげのたくさん生えた外皮。総苞(ソウホウ)の変形したもの。殻斗(カクト)の一種。
        凹める・窪める:    くぼめる ◎③ ある部分を周囲よりも低くする。へこませる。 「背を―・め,四足を伸ばし/うたかたの記(鴎外)」
        努める・勉める:    つとめる ③ 〔「勤める」と同源〕 力を尽くしてあることをする。努力する。 「実現に―・める」「療養に―・める」「笑うまいと―・める」「夫のためには随分―・めてきました」 →つとめて
        危める・殺める:    あやめる ③ 人を殺傷する。 「誤って人を―・めた」
        嘗める・舐める:    なめる ② (1)物の表面を,舌の先で触れる。また,物を口の中にいれて舌の上でとかす。《舐》「猫が前足を―・める」「あめを―・める」 (2)少量ずつ味わいながら飲む。 「酒をちびちび―・める」 (3)経験する。 「世の辛酸を―・める」「苦杯を―・める」「苦汁を―・める」「甘露ヲ―・ムル/日葡」 (4)隈(クマ)なく及ぶ。 「火は商店街を―・めつくした」「―・めるように見る」 (
        嵌める・填める:    はめる ◎ (1)穴・枠・溝などの内側に,ぴったり合うように物を入れる。 「窓枠にガラスを―・める」「ボタンを―・める」 (2)物の外側に,リング状の物や袋状の物をかぶせる。 「指輪を―・める」「手袋を―・める」 (3)自由を奪うようなものを身につけさせる。比喩的な意味にも用いる。 「手錠を―・める」「轡(クツワ)を―・める」「金轡(カナグツワ)を―・める」 (4)人をだまして計
        広める・弘める:    ひろめる ③ (1)広く知られるようにする。広く行われるようにする。 「キリスト教を―・める」「うわさを―・める」 (2)範囲を広くする。豊かにする。 「見聞を―・める」
        早める・速める:    はやめる ③ (1)期日・時刻などを早くする。くりあげる。《早》「開会を―・める」 (2)速さを増させる。急がせる。《速》「足を―・める」「回転を―・める」「鞭(ムチ)を上げ,駒を―・めて/平家 7」
        暖める・温める:    あたためる ④ (1)熱を加えて適度な温度にまで上げる。 ⇔冷やす 「部屋を―・める」「牛乳を―・める」「ベンチを―・める(=選手ガ試合ニ出ラレズ控エノママデイル)」 (2)公表せず自分の手もとにおく。 「数年来―・めていた構想」 (3)(「旧交を―・める」の形で)昔の親密なつきあいを回復する。 (4)こっそりと自分のものにする。 「店の灰皿を一つ―・める」 ; あっため
        止める・已める:    やめる ◎ (1)続けてきたことを,終わりにする。 「タバコを―・める」 (2)しようとしていたことを,しないことにする。 「雨なら外出は―・めよう」 (3)病気をなおす。 「かい拭ひたるやうに―・め奉りたりしかば/枕草子 259」 〔「止む」に対する他動詞〕
        決める・極める:    きめる ◎ (1)規則・方針などを作りあげる。定める。 「ルールを―・める」「運動方針を―・める」 (2)自分の意志や態度をはっきりさせる。決心する。 「行くことに―・める」 (3)選んで定める。 「日程を―・める」「委員を選挙で―・める」 (4)判断や態度をしっかり保って変えない。きめこむ。 「酒は日本酒と―・めている」 (5)結果・結論を出して,変わらない状態にする。
        清める・浄める:    きよめる ③ (1)けがれや汚(ヨゴ)れを取り除いて,きれいにする。清浄にする。 「身を―・める」「塩をまいて土俵を―・める」 (2)汚名・恥などを取り除く。すすぐ。 「終に呉王夫差をほろぼし,会稽の恥を―・む/平治(下)」

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