いきぼさつ 意味
- 【生き菩薩】
「生き仏(ボトケ){(1)}」に同じ。
関連用語
いき-ぼさつ: [3] 【生き菩薩】 「生き仏(ボトケ){ (1) }」に同じ。
ごだいりきぼさつ: 【五大力菩薩】 (1)大力のある五人の菩薩。金剛吼(ク)・竜王吼・無畏(ムイ)十力吼・雷電吼・無量力吼の各菩薩。仏教を敬い三宝を護持する国王の国を守るために派遣される。五大力。 (2)「五大力{(2)}」に同じ。 「印判おしたる上に―とそめと筆を動かせける/浮世草子・永代蔵 1」
ぼさつ: 【菩薩】 〔梵 bodhisattva の俗語 bot-sat の音写か〕 〔仏〕 (1)最高の悟りを開いて,仏になろうと発心して,修行に励む人。初めは前世で修行者だった釈迦をさす名称であったが,のちに大乗仏教では自己の悟りのみを目指す声聞(シヨウモン)・縁覚(エンガク)に対し,自利利他の両者を目指す大乗の修行者をいう。弥勒・観世音・地蔵などの高位の菩薩は仏に次ぐ存在として信仰される。菩
かぶ-の-ぼさつ: 【歌舞の菩薩】 (1) 極楽浄土で天楽を奏し歌や舞を演じて,如来(ニヨライ)や往生した人をたたえる菩薩。 (2) 金剛界三十七尊中の金剛歌菩薩と金剛舞菩薩。 (3) 美しい舞姫や遊女。
ぐせぼさつ: 【救世菩薩】 観世音菩薩のこと。
ぐせ-ぼさつ: 【救世菩薩】 観世音菩薩のこと。
けぼさつ: 【化菩薩】 衆生(シユジヨウ)を救うため,仮にこの世に姿を現した菩薩。
け-ぼさつ: [2] 【化菩薩】 衆生(シユジヨウ)を救うため,仮にこの世に姿を現した菩薩。
ささ-ぼさつ: [3] 【𦬇】 (「菩薩」を略し,その草冠(クサカンムリ)をとって「𦬇」と書いて「ササ」と読んだことから) 「菩薩」の略字「𦬇」字の称。日本では奈良時代からみられる。
しぼさつ: 【四菩薩】 〔仏〕 (1)衆生(シユジヨウ)に最も因縁の深い四人の菩薩。観音・弥勒・普賢・文殊の総称。密教の胎蔵界曼荼羅で,大日如来を中心としてそれぞれ西北・東北・東南・西南の四隅に配す。 (2)「法華経」涌出品(ユシユツボン)で,末法濁悪(ジヨクアク)の世に地から涌(ワ)き出て,「法華経」をひろめる仏命を受けたといわれる菩薩のうち,上行・無辺行・浄行・安立行の四人の菩薩。
し-ぼさつ: [2] 【四菩薩】 (仏) (1) 衆生(シユジヨウ)に最も因縁の深い四人の菩薩。観音・弥勒・普賢・文殊の総称。密教の胎蔵界曼荼羅で,大日如来を中心としてそれぞれ西北・東北・東南・西南の四隅に配す。 (2) 「法華経」涌出品(ユシユツボン)で,末法濁悪(ジヨクアク)の世に地から涌(ワ)き出て,「法華経」をひろめる仏命を受けたといわれる菩薩のうち,上行・無辺行・浄行・安立行の四人の
じしぼさつ: 【慈氏菩薩】 弥勒(ミロク)菩薩の異名。
じし-ぼさつ: 【慈氏菩薩】 弥勒(ミロク)菩薩の異名。
じぞう-ぼさつ: ヂザウ― 【地蔵菩薩】 (梵 Ks.itigarbha) 釈迦の没後,弥勒仏が出現するまでの無仏の期間,六道で苦しむ衆生(シユジヨウ)を教化・救済する菩薩。日本では平安時代から広く信仰されるようになった。密教などでは菩薩形をとるが,一般には左手に宝珠,右手に錫杖(シヤクジヨウ)を持ち,頭を丸めた僧形の像で親しまれる。六道の救済に当たることから六地蔵の信仰が生まれた。また,子供を守り,幼く
じゆ-の-ぼさつ: ヂユ― 【地涌の菩薩】 (法華経(涌出品)) 釈迦が本門の教えを説いたとき地中から出現した菩薩。過去に釈迦の教化を受け,窮極の真実を実現する菩薩とされ,日蓮宗で重視される。本化(ホンゲ)の菩薩。