いき-す・ぎる 意味
- [4]
【行(き)過ぎる】
(動ガ上一)[文]ガ上二 いきす・ぐ
「ゆきすぎる」に同じ。「店に気付かないで―・ぎた」
関連用語
す・ぎる: [2] 【過ぎる】 (動ガ上一) [文] ガ上二 す・ぐ (1) その場所を通ってさらに先へ行く。通過する。「京都は―・ぎた。もうじき大阪だ」 (2) 時間が経過する。時がたつ。「就職してはや一年が―・ぎた」 (3) その時刻・期間・時期が終わる。「もう六時を―・ぎた」「冬が―・ぎて春となる」 (4) 物事の盛りが終わる。「花は盛りを―・ぎてしまった」 (5) 物事が済む
いい-す・ぎる: イヒ― [4] 【言(い)過ぎる】 (動ガ上一) [文] ガ上二 いひす・ぐ 度をこして(言うべきでないことまで)言う。「私も―・ぎた。反省している」
うち-す・ぎる: [4] [0] 【打(ち)過ぎる】 (動ガ上一) [文] ガ上二 うちす・ぐ (1) 時が過ぎる。経過する。「長らく無音に―・ぎまして」 (2) ある場所を通り過ぎる。「藤波の―・ぎがたく見えつるは/源氏(蓬生)」 (3) 程度が普通以上である。度が過ぎる。「山里の人こそは身の程にはやや―・ぎ/源氏(朝顔)」
かち-す・ぎる: [4] 【勝ち過ぎる】 (動ガ上一) (1) ある傾向が強すぎる。ある性質が多すぎる。「芝居気が―・ぎる」「常識論の―・ぎた批判」 (2) (能力に比べて)負担が大きすぎる。「新人には荷が―・ぎる」
くい-す・ぎる: クヒ― [4] [0] 【食(い)過ぎる】 (動ガ上一) [文] ガ上二 くひす・ぐ 適量以上に食べる。たべすぎる。「餅を―・ぎる」
しょく-す・ぎる: 【職過ぎる】 (動ガ上一) [文] ガ上二 しよくす・ぐ (近世江戸語) 身分不相応である。立派すぎる。「元来,内唄女(ウチゲイシヤ)には―・ぎた女なりと/人情本・英対暖語」
たべ-す・ぎる: [4] [0] 【食べ過ぎる】 (動ガ上一) 過度に食べる。食いすぎる。「好物だとつい―・ぎる」
でき-す・ぎる: [0] 【出来過ぎる】 (動ガ上一) [文] ガ上二 できす・ぐ (1) 普通以上に,または適当である以上によくできる。「―・ぎて処分に困る」 (2) 信じられないほど,うまく出来ている。「―・ぎた話」 (3) 利口すぎる。「娘子供の―・ぎたはわりい/人情本・梅児誉美(後)」
で-す・ぎる: [3] [0] 【出過ぎる】 (動ガ上一) [文] ガ下二 です・ぐ (1) 限度を超えて,出る。「半襟が―・ぎる」 (2) 分を超えて,口出しをしたり行動したりする。差し出がましい行動をする。でしゃばる。「―・ぎたまねをするな」
とおり-す・ぎる: トホリ― [5] 【通り過ぎる】 (動ガ上一) [文] ガ上二 とほりす・ぐ ある地点を通って先へ行く。また,とまるべき地点を過ぎて行く。通りこす。「台風が―・ぎる」「家の前を―・ぎる」
ね-す・ぎる: [3] 【寝過ぎる】 (動ガ上一) [文] ガ上二 ねす・ぐ (1) 度を過ごして長く寝る。「―・ぎて,ぼうっとしている」 (2) 「寝過ごす」に同じ。「―・ぎて約束の時間に遅れてしまった」
やき-す・ぎる: [4] 【焼(き)過ぎる】 (動ガ上一) [文] ガ上二 やきす・ぐ 適度な状態を超えて焼く。また,必要以上に多く焼く。「―・ぎて焦げができる」
やり-す・ぎる: [4] 【遣り過ぎる】 (動ガ上一) 度を超えて物事をする。しすぎる。「仕事を―・ぎて病気になる」
ゆき-す・ぎる: [4] 【行(き)過ぎる】 (動ガ上一) [文] ガ上二 ゆきす・ぐ (1) とおりすぎる。通過する。いきすぎる。「家の前を―・ぎる」 (2) 目的の場所よりも先へ行く。いきすぎる。「―・ぎて引き返す」 (3) 度を超す。いきすぎる。「―・ぎたことをする」
いきすぎる: 【行(き)過ぎる】 「ゆきすぎる」に同じ。 「店に気付かないで―・ぎた」