いぎ-の-みこ 意味
- ヰギ―
【威儀の親王】
大礼の際,高御座(タカミクラ)のそばにあって,威儀を整える親王。
関連用語
みこ-の-みこと: 【皇子の尊・皇子の命】 皇太子を敬っていう語。「日並(ヒナミシ)の―の馬並めて/万葉 49」
いぎのみこ: 【威儀の親王】 大礼の際,高御座(タカミクラ)のそばにあって,威儀を整える親王。
ありま-の-みこ: 【有間皇子】 (640-658) 七世紀中葉の皇族・歌人。孝徳天皇の皇子。斉明天皇の時,謀反の嫌疑を受け,紀伊国藤白坂で刑死。万葉集巻二所載の短歌二首はその護送途中の作と伝えられる。ありまのおうじ。
いち-の-みこ: 【一の御子】 最初に生まれた皇子。第一皇子。一の宮。「―は,右大臣の女御の御腹にて/源氏(桐壺)」
いつき-の-みこ: 【斎王】 さいおう
うち-の-みこ: 【内の御子】 内親王。
かみ-の-みこ: [1] [1] - [1] 【神の御子】 (1) 神である天皇の子。皇子。「天皇(スメロキ)の―の出でましの/万葉 230」 (2) キリスト教で,イエス-キリストのこと。
かみ-の-みこと: 【神の命】 神や天皇に対する敬称。「八千矛(ヤチホコ)の―は八島国妻枕(マ)きかねて/古事記(上)」
かる-の-みこ: 【軽皇子・軽王】 允恭(インギヨウ)天皇の皇子。太子であったが,同母の妹軽大郎女(カルノオオイラツメ)との近親相姦が発覚して失脚。古事記では,伊予に流され,その地で軽大郎女とともに心中したと伝え,日本書紀では,臣下に背かれ,穴穂皇子(アナホノミコ)(安康天皇)の軍に囲まれ自殺したとされる。
さす-の-みこ: 【指すの巫】 よく予言や占いをして当てる陰陽師や卜者。「人皆―と思へり/盛衰記 4」
しき-の-みこ: 【志貴皇子・施基皇子】 (?-716) 天智天皇の第七皇子。光仁天皇の父。清澄な調べの歌六首が万葉集に見える。没年は,一説に715年。しきのおうじ。
そち-の-みこ: 【帥の皇子】 大宰帥(ダザイノソツ)である親王。帥の宮。
たけち-の-みこ: 【高市皇子】 (654-696) 天武天皇の第一皇子。壬申の乱で活躍。皇太子草壁皇子の死後,持統天皇の太政大臣となった。柿本人麻呂にその死を悼む挽歌がある。
ひつぎ-の-みこ: 【日嗣の御子】 皇太子の尊称。
ひ-の-みこ: 【日の御子】 (日の神の子孫の意) 天皇・皇子を敬っていう語。「高照らす―/万葉 162」