いく-ばく 意味

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    【幾許・幾何】

    (1)数量・程度が不明であることを表す。どのくらい。どれほど。「平家の御恩はそも―なり/滝口入道(樗牛)」
    (2)(「いくばくか」の形で)わずか。すこし。「―かの金を渡す」
    (3)(下に打ち消しの語を伴って)数量・程度がいくらもないことを表す。すこし。「―も生けらじものを/万葉 1807」
    ――も無・い
    (その時から)あまり時が経過しないことを表す。まもなく。「余命―・い」「その後―・くして…」

関連用語

        いくそばく:    【幾十許】 (1)どのくらい多く。どれほど。 「―わが憂しとかは思ふ/古今(物名)」 (2)数多く。何度も。 「よのなかに―…かずしらずつもりて/大鏡(昔物語)」
        いくそ-ばく:     【幾十許】 (1) どのくらい多く。どれほど。「―わが憂しとかは思ふ/古今(物名)」 (2) 数多く。何度も。「よのなかに―…かずしらずつもりて/大鏡(昔物語)」
        いくばく:    【幾許・幾何】 (1)数量・程度が不明であることを表す。どのくらい。どれほど。 「平家の御恩はそも―なり/滝口入道(樗牛)」 (2)(「いくばくか」の形で)わずか。すこし。 「―かの金を渡す」 (3)(下に打ち消しの語を伴って)数量・程度がいくらもないことを表す。すこし。 「―も生けらじものを/万葉 1807」 ――も無・い (その時から)あまり時が経過しないことを表す。まもな
        いくばくも無く:    ちかぢか; 幾何も無く; ただ今; その内; 何れ; 其の内; 追っ付け; 近々; 追っつけ; やがて; 近く; 程なく; ほどなく; 今に; 程無く; 間もなく; 不日; 頓て; 幾ばくもなく; 今にも; 近近; 遠からず; 幾許も無く; すぐ; そろそろ; 日成らず; 日ならず; もうすぐ; まもなく; 只今; 近いうちに; 唯今; もう; 直ぐ; 孰れ; 其内; 今や; 間も無く; 追っ
        えきたいくうきばくやく:    【液体空気爆薬】 木粉や懐炉灰に液体空気をしみ込ませて作った爆薬。土木用・鉱山用に用いる。
        ばく:    【化く】 ⇒ばける ; 【縛】 (1)しばること。しばられること。縄目。 「―に就く」 (2)〔仏〕 煩悩(ボンノウ)の異名。 ; 【貘・獏】 (1)奇蹄目バク科の哺乳類の総称。体長2~3メートル内外。体形はカバに似る。鼻と上唇が結合して長く伸びる。体毛は短く疎生する。密林の水辺に生息し,木の実などを食う。中南米に分布するアメリカバク,東南アジアに分布するマレーバクなど。
        ばく-ばく:     [0] 【漠漠】 (ト|タル) [文] 形動タリ (1) はてしないさま。「人の住居せざる―たる曠原に於て/天賦人権論(辰猪)」 (2) 雲などの一面におおうさま。うす暗いさま。「余煙―として/佳人之奇遇(散士)」 (3) とらえどころのないさま。ぼんやりしたさま。「―とした印象」
        いく:    【生く】 ※一※ (動カ四) 「いきる(生)」に同じ。 「思ふことならでは世中に―・きて何かせむ/竹取」「我が命を―・かむと思ふ故か/今昔 25」 →生きる ※二※ (動カ上二) ⇒いきる(生) ※三※ (動カ下二) ⇒いける(生) ; 【生】 名詞に付いて,いきいきとしている,久しく栄える,の意を表す。 「―玉」「―柳/琴歌譜」「―大刀/古事記(上)」 ; 【偉
        いく-:     【幾-】 some; several. 幾十(百,千,万,百万)という人 dozens [scores] (hundreds,thousands,tens of thousands,millions) of people.
        いく-いく:     [0] 【郁郁】 (形動タリ) (1) (論語(八佾)「郁郁乎文哉」) 文化の盛んなさま。「其文や―,其声や洋々/真善美日本人(雪嶺)」 (2) 香気の高いさま。「―たる梅花」
        ばくばく:    【寞寞】 ひっそりとして寂しいさま。 「世間は唯寂々(セキセキ)―として/蜃中楼(柳浪)」 ; 【漠漠】 (1)はてしないさま。 「人の住居せざる―たる曠原に於て/天賦人権論(辰猪)」 (2)雲などの一面におおうさま。うす暗いさま。 「余煙―として/佳人之奇遇(散士)」 (3)とらえどころのないさま。ぼんやりしたさま。 「―とした印象」
        宣ばく・曰ばく:    のたばく 〔動詞「のたぶ」のク語法〕 おおせられること。のたまわく。 「父の命はたくづのの白ひげの上ゆ涙垂り嘆き―/万葉 4408」
        あばく:    【褫く】 〔「あはく」と清音とも〕 (1)くずれ落ちる。 「塗れる金―・け落つ/霊異記(中訓注)」 (2)気がゆるむ。油断する。 「打解け―・けたらん所へ/盛衰記 42」 ; 【暴く・発く】 〔古くは「あはく」と清音か〕 (1)土を掘って,埋めたものを取り出す。 「墓を―・く」「兵士等心得て忽ち穴を―・く/信西(潤一郎)」 (2)他人の秘密や悪事・欠点などを探り出して,
        いばく:    【帷幕】 「帷幄(イアク)」に同じ。 「―に参ずる」「皆―の中にぞ休居たりける/太平記 3」
        い-ばく:    ヰ― [1] [0] 【帷幕】 「帷幄(イアク)」に同じ。「―に参ずる」「皆―の中にぞ休居たりける/太平記 3」

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