いしくしろ 意味
- 【石釧】
古墳時代の石製腕輪のうち,鍬(クワ)形石と車輪石を除いたものの称。狭義にはイモガイ製の貝輪を碧玉・滑石などで模したものをさす。
例文
- 後方部の祭祀状遺構で、石釧(いしくしろ)、車輪石、鍬形石と呼ばれる碧玉製腕飾類の破片、それら三種の碧玉製品を模造した土製品の破片、碧玉の管玉、鉄剣・刀子の破片と鉄斧、位牌形石製品とよばれ、人形の形骸化したい試製品と想像される遺物、高坏や壺などの土師器が出土した。
関連用語
ししくしろ: 【肉串ろ】 串に刺して焼いた獣肉がうまいことから,「熟睡(ウマイ)」に,また良味(ヨミ)と同音の「黄泉(ヨミ)」にかかる。 「―熟睡寝し間(ト)に/日本書紀(継体)」「―黄泉に待たむと/万葉 1809」
いし-くしろ: [3] 【石釧】 古墳時代の石製腕輪のうち,鍬(クワ)形石と車輪石を除いたものの称。狭義にはイモガイ製の貝輪を碧玉・滑石などで模したものをさす。
しくしく: 【頻頻】 絶え間なく。しきりに。 「ぬばたまの黒髪山の山菅に小雨降りしき―思ほゆ/万葉 2456」 ; (1)勢いなくあわれに泣くさま。しおれて泣くさま。さめざめ。 「―(と)泣く」 (2)腹などが絶えず鈍く痛むさま。 「腹が―する」
いしく: 【い及く】 〔「い」は接頭語〕 追いつく。及ぶ。 「吾が愛(ハ)し妻に―・き遇はむかも/古事記(下)」 ; 【石工】 石を切り出したり,それを細工したりする職人。せっこう。石屋。石大工。
しくしく泣き: シクシク泣き
しくしく泣く: 噎せ返る; 啜泣する; 啜りなきする; 噎ぶ; 啜泣く; 歔泣する; しのび泣く; 噎びなく; 包み泣する; 泣く; 咽び泣く; 歔欷する; 噎泣く; すすり泣く; むせび泣く; しゃくる; 忍泣く; 泣きじゃくる; 啜り泣く; シクシク泣く; 忍び泣く; 鳴咽する; 包泣きする; すすり泣きする; 欷泣する; 欷歔する; 嗚咽する; 包み泣きする; 咽ぶ; 啜り泣きする; 包泣する; 噎び泣
くしろ: 【釧路】 (1)北海道旧一一か国の一。釧路支庁と十勝(トカチ)支庁の一部を含む地域。 (2)北海道南東部の支庁。支庁所在地,釧路市。 (3)北海道南東部,太平洋に臨む市。釧路支庁所在地。沿岸・北洋漁業の基地。水産加工・製紙・化学肥料などの工業が盛ん。付近は濃霧地帯。 (4)釧路支庁内の町。釧路市に接する。 ; 【釧】 古代,飾りとして手首や臂(ヒジ)にはめた輪。石・貝・金属などで
かくしくぎ: 【隠し釘】 外から見えないように打った釘。しのびくぎ。
くしくも: 【奇しくも】 〔形容詞「奇(ク)し」の連用形「くしく」に助詞「も」が付いた語〕 不思議にも。 「―一命をとりとめる」「―同時に発見する」
くしくらげ: 【櫛水母】 有櫛(ユウシツ)動物門に属する海産動物の総称。体は寒天質からなり,腔腸動物のクラゲ類に似るが,刺胞がない。体表に八列の櫛の歯状の繊毛列があり,これを動かして海中を移動する。雌雄同体でポリプ時代がない。フウセンクラゲ・カブトクラゲ・オビクラゲ・ウリクラゲなどは浮遊性,クラゲムシ・コトクラゲは定着性。発光する種類も多い。
くしく-も: 【奇しくも】 (副) (形容詞「奇(ク)し」の連用形「くしく」に助詞「も」が付いた語) 不思議にも。「―一命をとりとめる」「―同時に発見する」
しろ-いし: [0] 【白石】 (1) 白い色の石。 (2) 白い碁石。しろ。
いしくばり: 【石配り】 庭石の組み合わせや配置。
いしくも: 【美しくも】 〔形容詞「美(イ)し」の連用形に助詞「も」が付いた語〕 (1)見事に。けなげにも。 「―申され候ものかな/義経記 5」 (2)よくも。ひどくも。 「―一茶は我をたばかりける哉/父の終焉日記」
いしくれ: 【石塊】 〔「くれ」はかたまりの意〕 石ころ。小石。