いしぐるま 意味
- 【石車】
大石を運ぶための,車体を低くし,丈夫で幅広な車輪をつけた荷車。
――に乗・る
調子に乗ってしくじる。
「―・つて徒惚(アダボレ)するは男の屑の葛餅/浄瑠璃・松風村雨」
関連用語
といしぐるま: 【砥石車】 円盤形の砥石で,回転させて工作物の研削に用いるもの。回転砥。
うしぐるま: 【牛車】 (1)牛の引く車。普通,荷車として用いる。ぎゅうしゃ。 (2)「ぎっしゃ(牛車)」に同じ。
こしぐるま: 【腰車】 (1)柔道の技の名。腰に相手の身体を乗せ,腰を軸に相手の体を回して投げる腰技。 (2)(「輿車」とも書く)轅(ナガエ)の中央部に乗る部分を設けた車。輦車(レンシヤ)。手車(テグルマ)。 (3)刀などで,腰を真横から水平に斬ること。 「十方斬り・八方払ひや―/謡曲・烏帽子折」
いだしぐるま: 【出車】 女房たちが出衣(イダシギヌ)をして乗っている牛車(ギツシヤ)。 「むかへの―十二,本所の人々乗せてなむありける/源氏(宿木)」
いし-ぐるま: [3] 【石車】 大石を運ぶための,車体を低くし,丈夫で幅広な車輪をつけた荷車。 ――に乗・る 調子に乗ってしくじる。「―・つて徒惚(アダボレ)するは男の屑の葛餅/浄瑠璃・松風村雨」
といし-ぐるま: [4] 【砥石車】 円盤形の砥石で,回転させて工作物の研削に用いるもの。回転砥。
ひっこしぐるま: 【引っ越し車】 引っ越しの荷物をのせて運ぶ車。
しぐる: 【時雨る】 ⇒しぐれる
かしぐるみ: 【菓子胡桃】 テウチグルミの別名。
こしぐるわ: 【腰曲輪・腰郭】 山城・平山城・丘城などで,斜面の中腹に設けた曲輪。斜面の勾配が比較的緩やかで,そのままでは防御機能が十分でない場合に設ける。 →帯曲輪(オビグルワ)
ぐるぐるまげ: 【ぐるぐる髷】 婦人の髪形の一。髪を結んで根のまわりに無造作にまきつけて留めた髷。ぐる髷。ぐるり髷。ぐるぐる。ぐるぐるわげ。
あいぐるま: 【間車】 「遊び車{(2)}」に同じ。
あい-ぐるま: アヒ― [3] 【間車】 「遊び車{ (2) }」に同じ。
あきぐるま: 【空き車】 客も荷物も乗せていない車。から車。空車(クウシヤ)。
あき-ぐるま: [3] 【空き車】 客も荷物も乗せていない車。から車。空車(クウシヤ)。