いしなげ 意味
- 【石投げ】
(1)石を投げること。投石。
(2)石を投げてその距離を争う遊び。
(3)「石子(イシナゴ)」に同じ。
(4)歌舞伎・浄瑠璃の見得(ミエ)の一。片足をあげ,逆の片手を頭上にさしあげて掌(タナゴコロ)をぱっと開くもの。石を投げる瞬間の姿に似ているのでこの名がある。石投げの見得。
例文
- 石投げんじょ(いしなげんじょ)は、長崎県西彼杵郡や佐賀県鳥栖市江島町に伝わる怪現象。
関連用語
いとしなげ: 【愛しなげ】 かわいそうなさま。ふびんなさま。 「―に兄貴に限つて…よもや有るまいと思うたが/浄瑠璃・桂川」
こしなげ: 【腰投げ】 相撲の決まり手の一。相手の体を自分の腰に乗せて,前に落とすようにして投げる技。
こしなげし: 【腰長押】 窓の下端や壁の中ほどなど建物の腰の部分にある長押。
だしなげ: 【出し投げ】 相撲の決まり手の一。相手が寄ろうとしたとき,一方の足を大きく引いて体を開きながら,まわしを引きすえるようにして相手を投げ,はわせるように倒す。
愛しなげ: いとしなげ かわいそうなさま。ふびんなさま。 「―に兄貴に限つて…よもや有るまいと思うたが/浄瑠璃・桂川」
いし-なげ: [0] [4] 【石投げ】 (1) 石を投げること。投石。 (2) 石を投げてその距離を争う遊び。 (3) 「石子(イシナゴ)」に同じ。 (4) 歌舞伎・浄瑠璃の見得(ミエ)の一。片足をあげ,逆の片手を頭上にさしあげて掌(タナゴコロ)をぱっと開くもの。石を投げる瞬間の姿に似ているのでこの名がある。石投げの見得。
うわて-だしなげ: ウハ― [4] 【上手出し投げ】 相撲の決まり手の一。四つ身から差し手を抜いて体を開き,上手から投げを打つ技。
したて-だしなげ: [0] 【下手出し投げ】 相撲の決まり手の一。上手側のからだを開いて下手回しから投げを打つ技。
うわてだしなげ: 【上手出し投げ】 相撲の決まり手の一。四つ身から差し手を抜いて体を開き,上手から投げを打つ技。
したてだしなげ: 【下手出し投げ】 相撲の決まり手の一。上手側のからだを開いて下手回しから投げを打つ技。
いしなぎ: 【石投】 スズキ目の海魚。全長2メートルに達する。体は長楕円形で,やや側扁する。体色は灰褐色。幼魚には数本の黒褐色の縦縞(タテジマ)がある。夏,美味。鰾(ウキブクロ)から膠(ニカワ),肝臓から肝油を取る。日本各地の深海に分布。
いしなご: 【石子・石投・擲石】 古くからの女児の遊戯の一。石を撒(マ)き,うち一つを投げ上げ,落ちてくる間に他の石を拾ってともにつかみとる遊び。現在のお手玉にも型が残る。いしなどり。いしなごとり。石投げ。
いしなどり: 【石な取り】 「石子(イシナゴ)」に同じ。 「碁・双六(スゴロク)うたせ,偏をつがせ,―をせさせて/栄花(月の宴)」
いしな-どり: 【石な取り】 「石子(イシナゴ)」に同じ。「碁・双六(スゴロク)うたせ,偏をつがせ,―をせさせて/栄花(月の宴)」
たかしな-えいし: 【高階栄子】 (?-1216) 後白河法皇の寵妃(チヨウキ)。通称,丹後の局(ツボネ)。法印澄雲の娘。初め平業房の妻。のち後白河法皇に仕え宣陽門院覲子を生む。平氏没落後は親幕派九条兼実を退け,朝廷に隠然たる権力をふるった。