いしわり-じごく 意味
関連用語
いしわりじごく: 【石割(り)地獄】 ⇒衆合地獄(シユゴウジゴク)
いしわり: 【石割(り)】 (1)石を割ること。 (2)〔建〕 石積みなどの工事で石の大きさ・位置などを設計して割り付けること。 (3)石を割る道具。[日葡]
いしわり-ざくら: 【石割(り)桜】 盛岡地方裁判所構内にある,巨大な花崗岩(カコウガン)の割れ目に根を張ったエドヒガンザクラの古木。天然記念物。
いしわり-せった: [5] 【石割(り)雪駄】 近世,踵(カカト)に鉄片を打ちつけた雪駄。
じごく: 【地獄】 〔梵 naraka 奈落; niraya〕 (1)悪業をした者が死後苦報をうけると信じられている世界。 (2)〔仏〕 六道の最下位。閻魔(エンマ)が主宰し,死者の生前の罪を審判して,それに応じた責め苦を与える。八熱地獄・八寒地獄など一三六種の地獄がある。奈落。 ⇔極楽 (3)キリスト教で,神と神の言葉を拒む者が落とされる最も恐るべき運命または世界。 ⇔天国 (4)非常に
いしわりざくら: 【石割(り)桜】 盛岡地方裁判所構内にある,巨大な花崗岩(カコウガン)の割れ目に根を張ったエドヒガンザクラの古木。天然記念物。
いしわりせった: 【石割(り)雪駄】 近世,踵(カカト)に鉄片を打ちつけた雪駄。
だいしょうねつじごく: 【大焦熱地獄】 〔仏〕 八大地獄の第七。罪人は炎熱で焼かれるという。極熱地獄。
だいしょうねつ-じごく: ダイセウネツヂゴク [7] 【大焦熱地獄】 (仏) 八大地獄の第七。罪人は炎熱で焼かれるという。極熱地獄。
ごくねつ-じごく: ―ヂ― [5] 【極熱地獄】 (仏)「大焦熱地獄」に同じ。
じごく-ごくらく: ヂ― [0] 【地獄極楽】 地獄と極楽を,からくり仕掛けで見せる見世物。縁日などに,僧形の説明者が行なった。昭和初年まであった。
あびじごく: 【阿鼻地獄】 ⇒阿鼻(アビ)
あび-じごく: ―ヂゴク [3] 【阿鼻地獄】 阿鼻
あぶだ-じごく: ―ヂゴク [4] 【頞浮陀地獄】 (「頞浮陀」は梵語の音訳で,「もがさ(痘痕)」の意) (仏) 八寒地獄の一。ここに落ちた者は冷寒のために体にもがさが生ずるとされる。
ありじごく: 【蟻地獄】 (1)ウスバカゲロウの幼虫。体長約1センチメートル。乾いた土や砂にすり鉢状の穴を掘り,その底に隠れて落ち込んだアリなどを捕食する。すりばちむし。あとびさり。あとじさり。﹝季﹞夏。 (2){(1)}の作る穴。抜け出すことの困難な悪状況のたとえにもいう。 「―に落ちる」