いし-かべ 意味
関連用語
いしかべ: 【石壁】 石を積み重ねて造った壁。
かべ: 【壁】 (1)建物の外部を囲み,また内部を仕切るもの。 「―を塗る」「部屋の―に絵を掛ける」 (2)大きな困難や障害。 「記録の―」 (3)人と人との間のへだて。 「二人の間に―ができる」 (4)登山用語で,直立した岩壁。フェース。 (5)〔女房詞〕 豆腐。おかべ。 (6)(壁を「塗る」を「寝(ヌ)る」にかけて)夢。 「まどろまぬ―にも人を見つるかな/後撰(恋一)」 (
あら-かべ: [0] 【荒壁・粗壁】 荒壁土に藁苆(ワラズサ)を混ぜたものを木舞(コマイ)下地に塗った壁。砂壁・土壁・漆喰(シツクイ)塗りなどの仕上げ塗りの下地となる。
あり-かべ: [2] [0] 【蟻壁】 天井と蟻壁長押(ナゲシ)との間の壁。
いた-かべ: [0] [2] 【板壁】 板張りの壁。
いわ-かべ: イハ― [0] 【岩壁】 壁のように切り立った岩。岩壁(ガンペキ)。
おお-かべ: オホ― [0] [1] 【大壁】 柱が外部に現れないように仕上げを施した壁。洋間・土蔵の壁など。 真壁
おかべ: 【御壁】 〔もと女房詞。白壁に似ることから〕 豆腐。 ; 【岡辺】 〔古くは「おかへ」〕 岡のあたり。 「竜田道(タツタジ)の―の道に/万葉 971」
お-かべ: 【御壁】 (もと女房詞。白壁に似ることから) 豆腐。
かべろ: 【壁絽】 よこ糸に壁糸を用いて織った絽(ロ)。
かべん: 【花弁】 花を構成する花葉の一。雌しべ・雄しべを保護し,虫媒花では美しい色彩をもち,昆虫を呼ぶ役目をする。はなびら。
かべ-いた: [0] 【壁板】 (1) 壁に張ってある板。 (2) 洋間の装飾などに用いる,蒔絵(マキエ)を施した塗り板。
かべ-いと: [0] 【壁糸】 強く縒(ヨ)った太糸と縒らない細糸を合わせて上縒りをかけた糸。太い糸が細い糸に螺旋(ラセン)状に巻きついた形になり,織物の表面に凹凸が現れる。
かべ-おり: [0] 【壁織(り)】 壁糸織り
かべ-がき: [0] 【壁書き】 (1) 壁に書いたもの。また,その文字。 (2) 法令や掟(オキテ)などを木や紙に書いて壁に掲示したもの。特に中世,幕府や大名が発布した法令。へきしょ。