いし-さんご 意味
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【石珊瑚】
花虫綱イシサンゴ目の腔腸動物の総称。形態は円筒状・樹枝状・皿状などさまざまで,色が美しい。イソギンチャクに似たポリプと共同の肉体をもち,造骨細胞から石灰質を分泌して,硬い骨格を作る。多数集まってサンゴ礁を形成する種類もある。一般に暖海に産する。
関連用語
いしさんご: 【石珊瑚】 花虫綱イシサンゴ目の腔腸動物の総称。形態は円筒状・樹枝状・皿状などさまざまで,色が美しい。イソギンチャクに似たポリプと共同の肉体をもち,造骨細胞から石灰質を分泌して,硬い骨格を作る。多数集まってサンゴ礁を形成する種類もある。一般に暖海に産する。
さんご: 【三五】 (1)(三と五の積から)一五のこと。(ア)十五夜。(イ)一五歳。 「明けて―の春秋を/浄瑠璃・孕常盤」(ウ)(揚げ代が一五匁であったことから)囲い女郎。「―に義理をはりま潟/浄瑠璃・傾城酒呑童子」 (2)〔長さが三尺五寸あることから〕 琵琶(ビワ)の異名。 (3)あちらに三つこちらに五つとかたまってあること。 「江に臨む楼台―/思草(信綱)」 (4)「三皇五帝」の略。
さんさんごご: 【三三五五】 あちらに三人こちらに五人というように,人が行く,また居るさま。また,物が散在するさま。 「―集まってくる」
あかさんご: 【赤珊瑚】 花虫綱の腔腸動物。群体は赤褐色の枝状で,平面的に広がり高さ50センチメートルほどになる。装飾工芸の材料とし,昔から七宝の一つとされる。九州・四国・小笠原などの深さ数十~数百メートルの海底に産する。
あか-さんご: [3] 【赤珊瑚】 花虫綱の腔腸動物。群体は赤褐色の枝状で,平面的に広がり高さ50センチメートルほどになる。装飾工芸の材料とし,昔から七宝の一つとされる。九州・四国・小笠原などの深さ数十~数百メートルの海底に産する。
あきさんご: 【秋珊瑚】 サンシュユの別名。
あき-さんご: [3] 【秋珊瑚】 サンシュユの別名。
えださんご: 【枝珊瑚】 枝の形をしたサンゴ。
えだ-さんご: [3] 【枝珊瑚】 枝の形をしたサンゴ。
きさんご: 【木珊瑚】 (1)(加工したものに対して)枝状になっているサンゴ。えださんご。 (2)花虫綱イシサンゴ目キサンゴ科の腔腸動物の総称。 (3){(2)}の一種。高さ30センチメートルほどの木の枝状の骨格をつくる。共肉は赤く触手は黄色で美しい。骨格はもろく,装飾用にならない。本州中部以南の浅海に分布。 (4)植物,サンゴジュの別名。
き-さんご: [2] 【木珊瑚】 (1) (加工したものに対して)枝状になっているサンゴ。えださんご。 (2) 花虫綱イシサンゴ目キサンゴ科の腔腸動物の総称。 (3) { (2) }の一種。高さ30センチメートルほどの木の枝状の骨格をつくる。共肉は赤く触手は黄色で美しい。骨格はもろく,装飾用にならない。本州中部以南の浅海に分布。 (4) 植物,サンゴジュの別名。
くださんご: 【管珊瑚】 花虫綱の腔腸動物。赤い管状の骨格が多数束のようになって,水平な横板でつながり群体をつくる。熱帯地方に分布し,サンゴ礁をつくる。パイプオルガンサンゴ。
くだ-さんご: [3] 【管珊瑚】 花虫綱の腔腸動物。赤い管状の骨格が多数束のようになって,水平な横板でつながり群体をつくる。熱帯地方に分布し,サンゴ礁をつくる。パイプオルガンサンゴ。
くろさんご: 【黒珊瑚】 ウミカラマツの骨格およびその加工品珊瑚の称。
くろ-さんご: [3] 【黒珊瑚】 ウミカラマツの骨格およびその加工品珊瑚の称。