いずれも 意味
- 【何れも】
※一※ (連語)
どれも。どちらも。
「甲乙丙―完全ではない」
※二※ (代)
〔中世・近世の語〕
複数の人をさす。
(1)三人称。皆。
「某も明日は―を御茶で申入うと存ずる/狂言・清水(虎寛本)」
(2)二人称。あなたがた。
「―はお気が付きますまい/浮世草子・織留 4」
例文
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- 私たちは三度試みたが、いずれも失敗した。
- わたしは彼らのいずれも知らない。
- 大手デパートのいずれもが売り上げを落とした。
- 騙されやすい人はたえず生れてくるといった人があるが、詐欺師は、いずれも、このことを承知している。
- 傀儡政府の責任者達は、いずれも戦後、反逆者として扱われた。
関連用語
いずれもがた: 【何れも方】 〔近世語〕 二人称。皆さんがた。 「今日は―の幸の参会でござるゆゑ/歌舞伎・幼稚子敵討」
いずれもさま: 【何れも様】 二人称。皆様。みなみな様。 「是は―近頃御苦労に存じまする/狂言・右近左近(虎寛本)」
いずれ: 【何れ・孰れ】 ※一※ (代) 不定称の指示代名詞。二つあるいはそれ以上ある物,場所,時などの中から一つを選ぶときに使う語。どれ。どちら。どっち。 「―が勝つか」「―へ行こうとも捜し出す」 ※二※ (副) (1)どんな成り行きになるとしても。どっちみち。どうせ。 「―わかることだ」 (2)そう遠くない将来において。そのうちに。 「―またお目にかかりましょう」 ――菖蒲(アヤメ
いずれか: 【何れか】 (1)疑問を表す。どちらが…か。どれが…か。 「雲もみな浪とぞ見ゆる海士もがな―海と問ひて知るべく/土左」 (2)反語を表す。いったいどれが。 「生きとし生ける物,―歌をよまざりける/古今(仮名序)」
いずれまた!: さようなら!
いずれ-か: イヅ― [0] 【何れか】 (連語) (1) 疑問を表す。どちらが…か。どれが…か。「雲もみな浪とぞ見ゆる海士もがな―海と問ひて知るべく/土左」 (2) 反語を表す。いったいどれが。「生きとし生ける物,―歌をよまざりける/古今(仮名序)」
いずれ-も: イヅ― 【何れも】 ■一■ (連語) どれも。どちらも。「甲乙丙―完全ではない」 ■二■ (代) (中世・近世の語) 複数の人をさす。 (1) 三人称。皆。「某も明日は―を御茶で申入うと存ずる/狂言・清水(虎寛本)」 (2) 二人称。あなたがた。「―はお気が付きますまい/浮世草子・織留 4」
いずれ-も-がた: イヅ― 【何れも方】 (代) (近世語) 二人称。皆さんがた。「今日は―の幸の参会でござるゆゑ/歌舞伎・幼稚子敵討」
いずれ-も-さま: イヅ― 【何れも様】 (代) 二人称。皆様。みなみな様。「是は―近頃御苦労に存じまする/狂言・右近左近(虎寛本)」
いずれにしても: 何しろ; どちらにしても; とにかく; どうせ
いずれともつかない領域: 弱光層; 中間帯
ずれ: 〔動詞「ずれる」の連用形から〕 (1)二つの物が重なり合わないで,食い違っていること。また,その食い違い。また,基準となるものや一般的な常識からはずれていること。 「時間の―」「印刷の―」「感覚の―」「考え方に―がある」 (2)〔物〕 物体内のある面の上下に平行で逆方向の力がはたらいて生じる変形。体積変化を伴わず,その面に直角な平面が一様な角度だけ傾く。剪断。
いず: 【伊豆】 旧国名の一。静岡県の伊豆半島と伊豆諸島を占める。豆州。 ; 【何・何処】 〔上代東国方言〕 不定称の指示代名詞。場所を表す。どこ。 「多由比潟(タユヒガタ)潮満ち渡る―ゆかも/万葉 3549」 ; 【出づ】 (1)内から外へ移動する。でる。 「都―・でて今日みかの原いづみ川/古今(羇旅)」 (2)開けた場所に行く。でる。 「浜に―・でて海原見れば/万葉 43
だれも-かれも: 【誰も彼も】 「だれもかも(誰も彼も)」に同じ。
それも: ~そうだが That’s all very well [quite true] ,but….