いせ-の-たゆう 意味
関連用語
うま-の-たゆう: ―タイフ 【馬大夫】 平安時代,六位相当の官である馬寮(メリヨウ)の允(ジヨウ)に,五位で任ぜられた者。
おき-の-たゆう: ―タイフ [4] 【沖の大夫】 アホウドリの異名。
いせのたゆう: 【伊勢大輔】 ⇒いせのおおすけ(伊勢大輔)
むかん-の-たゆう: ―クワン―タイフ 【無官の大夫】 (1) 位階が五位で官職のない人。「―敦盛とて/盛衰記 38」 (2) 公卿の子で,元服前に五位に叙せられた者。
たゆう: 【大夫・太夫】 〔五位の通称「たいふ」から転じた語〕 (1)能楽の観世・金春・宝生・金剛各流シテ方の家元の称号。 (2)浄瑠璃の語り手の称。三味線引きにもいう。義太夫・嘉太夫などと芸名に添えても用いる。 (3)歌舞伎で,女方の敬称。 (4)江戸吉原など官許の遊郭で,最高位の遊女の称。明和(1764-1772)以降消滅。 (5)万歳(マンザイ)の主となる方。 →才蔵 (6)神主・
ごみたゆう: 【芥太夫】 江戸末期の門付(カドヅケ)の一種。扮装をし,浄瑠璃などを語って物をもらい歩いた。
ごみ-たゆう: ―タイフ 【芥太夫】 江戸末期の門付(カドヅケ)の一種。扮装をし,浄瑠璃などを語って物をもらい歩いた。
たゆうおり: 【太夫下り】 太夫であった遊女が,次位にさげられること。また,その者。太夫おろし。太夫落ち。
たゆうかい: 【太夫買ひ】 太夫職の遊女を買うこと。また,その人。 「道通りが左近殿を―と云うたげな/浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(中)」
たゆうこ: 【太夫子】 将来,立女形(タテオヤマ)になるはずの美形の若手役者。 「かたちも人にすぐれて,―にもなるべきものと思ひしに/浮世草子・胸算用 4」
たゆうだな: 【太夫棚】 浄瑠璃の太夫がすわって浄瑠璃を語る床。
たゆうもと: 【太夫元】 演劇・演芸などの興行責任者。役者や裏方をやとって一座を組織して座主に売り込んで興行する人。興行名義人。江戸では座元(ザモト)が兼ねた。
たゆう-おり: タイフ― [0] 【太夫下り】 太夫であった遊女が,次位にさげられること。また,その者。太夫おろし。太夫落ち。
たゆう-かい: タイフカヒ 【太夫買ひ】 太夫職の遊女を買うこと。また,その人。「道通りが左近殿を―と云うたげな/浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(中)」
たゆう-かのこ: タイフ― [4] 【太夫鹿の子】 型染めで染め出した鹿の子模様。貞享年間(1684-1688)京都西洞院四条藤屋善右衛門が染め始めたという。