いたおうぎ 意味
- 【板扇】
薄い板を重ねて,糸でつづり合わせた扇。檜扇(ヒオウギ)など。
関連用語
いた-おうぎ: ―アフギ [3] 【板扇】 薄い板を重ねて,糸でつづり合わせた扇。檜扇(ヒオウギ)など。
いたおい: 【板笈】 笈の一種。普通の笈のように箱形でなく,薄板の左右両端に太い縁をつけ,旅行用具などを結びつけて背に負う。修験者(シユゲンジヤ)が用いる。
いたおこし: 【板起(こ)し】 ろくろで形を整えた器を取り離す時に,糸切りを用いず,竹べらなどではがすこと。
いたおす: 【射倒す】 矢を射あてて相手を倒す。 「敵の大将を―・す」
いたおもり: 【板錘】 釣りの錘の一。鉛を薄い板状にしたもので,必要量だけ切って使う。板鉛。
かいたおり: 【掻い手折り】 折れ曲がること。特に,道の曲がり角。 「辻の―など/十訓 1」
くいたおす: 【食(い)倒す】 (1)飲食して,料金を払わないままにする。 (2)かみついたりして引き倒す。 「したたかにかみひしぎ,前にかつぱと―・す/浄瑠璃・箱根山合戦」
はくたおう: 【白沢王】 清涼殿鬼の間の南壁に描かれていた勇士の名。 「―が鬼狩とぞ覚えたる/盛衰記 27」
おうぎ: 【奥義】 学問・技芸の最も奥深いところ。おくぎ。 「―をきわめる」 ; 【横議】 勝手に議論すること。 「縦説―する曲学異端を笑つて/くれの廿八日(魯庵)」 ; 【扇】 〔動詞「あおぐ」の連用形から〕 (1)あおいで涼をとるための道具。竹や木を骨にして一端に軸を通して要(カナメ)とし,それに紙を張り折り畳めるようにしたもの。檜扇(ヒオウギ)とともに平安前期日本で考案され
あきおうぎ: 【秋扇】 秋になっても使われている扇。また,いつしか使われなくなった扇。忘れ扇。捨て扇。秋の扇。しゅうせん。﹝季﹞秋。《つくと絵を見る秋の扇かな/小春》
あき-おうぎ: ―アフギ [3] 【秋扇】 秋になっても使われている扇。また,いつしか使われなくなった扇。忘れ扇。捨て扇。秋の扇。しゅうせん。 [季] 秋。《つく と絵を見る秋の扇かな/小春》
あき-の-おうぎ: ―アフギ [1] 【秋の扇】 (1) 「秋扇(アキオウギ)」に同じ。 [季] 秋。 (2) (漢の成帝の宮女班婕妤(ハンシヨウヨ)が君寵(クンチヨウ)のおとろえた自分の身を秋の扇にたとえて詩に詠んだという故事から) 相手の男から顧みられなくなった女性の身。団雪(ダンセツ)の扇。
あげおうぎ: 【上扇】 能の型の一。広げた扇を面前に平行に出し,足を引きながら上にあげ,右におろす型。上端扇(アゲハオウギ)。
あげ-おうぎ: ―アフギ [3] 【上扇】 能の型の一。広げた扇を面前に平行に出し,足を引きながら上にあげ,右におろす型。上端扇(アゲハオウギ)。
あこめ-おうぎ: ―アフギ [4] 【衵扇】 「檜扇(ヒオウギ){ (2) }」に同じ。