いた-や 意味
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【板屋】
(1)板葺(ブ)きの屋根。板屋根。
(2)板葺き屋根の家。
関連用語
や-いた: [0] 【矢板】 建築の基礎工事や土木工事などで,土砂の崩壊または水の浸入を防ぐため,周囲に打ち込む板状の杭。木製,鋼製,鉄筋コンクリート製などがある。
ぜいたく-や: [0] 【贅沢屋】 (1) 贅沢な人。贅沢家。 (2) (近世語) 贅沢品を売る店。
や: (1)五十音図ヤ行第一段の仮名。硬口蓋と前舌との間を狭めて発する半母音と後舌の広母音とから成る音節。 (2)平仮名「や」は「也」の草体。片仮名「ヤ」は「也」の草体の楷書化。 ; 【屋・家】 ※一※ ① (名) (1)いえ。建物。 「我が―」「蚕(コ)―」「―並み」 (2)屋根。 「―の上には糸を染めて色々葺(フ)かせて/竹取」 ※二※ (接尾) 名詞に付く。 (1)商売を
いた: 【甚】 〔形容詞「いたし」の語幹から〕 はなはだしく。ひどく。 「―泣かば人知りぬべし/古事記(下)」 ; 【板】 (1)木材を薄く平たく切ったもの。 「―塀(ペイ)」「棚―」 (2)薄く平たいもの。 「鉄の―」「―ガラス」 (3)「板付き蒲鉾(カマボコ)」の略。 「―わさ」 (4)(ア)俎板(マナイタ)のこと。(イ)板前・板場のこと。 「―さん」 (5)〔板敷・
や-いな-や: 【や否や】 (連語) (接続助詞または係助詞「や」に副詞「いな」,間投助詞「や」の付いたもの) (1) ( (2) からの転用) 活用語の終止形に付いて,同時に,または引き続いて,事が行われるさまを表す。…すると同時に。…するとすぐに。…するが早いか。「家に帰る―,かばんをほうり出して,遊びに出かけていってしまった」「来る―,此様な赤い魚や黒い魚を出いて,何やらむつかしい料理を云付られ
あい-や: アヰ― [2] [0] 【藍屋】 「藍染め屋」に同じ。
あお-や: アヲ― [2] 【青屋】 中世・近世,京都で,藍(アイ)染め業者の称。賤民(センミン)視され,近世,京都では町奉行に属し,牢屋の清掃・処刑者の取り片付けなどの労役が課された。藍屋。
あき-や: [0] 【空(き)家・空(き)屋】 人の住んでいない家。
あげ-や: [0] 【揚屋】 江戸時代,太夫(タユウ)・格子など上級の遊女を呼んで遊ぶ家。江戸では宝暦(1751-1764)頃廃れた。
あな-や: (感) ひどく驚いた時に発する語。あっ。あれっ。「鬼はや一口に食ひてけり。―といひけれど/伊勢 6」
あめ-や: [0] 【飴屋】 飴を作る,または売る家。また,その人。
あわ-や: アハ― [1] ■一■ (副) もう少しでそうなりそうなさま。今にも。あやうく。すんでのところで。「―大惨事となるところだった」「―ヒットかという当たり」 ■二■ (感) 事が起こりそうなとき,驚いたときなどに発する語。「―,法皇の流されさせましますぞや/平家 3」
あん-や: [1] 【暗夜・闇夜】 くらい夜。やみ夜。 ――の礫(ツブテ) (やみ夜に飛んでくる小石の意から) 不意に受ける襲撃。不意打ち。防ぎがたい危険のたとえ。やみ夜の鉄砲。
いさ-や: (「いさ」に間投助詞「や」の付いたもの) ■一■ (感) 答えにくいことを問われた際に発する語。さあ,どうでしょうか。そうですねえ。「御言の葉をだにとせめ給へば,―とうちなげきて入るに/堤中納言(逢坂)」 ■二■ (副) 不審に思う気持ちを表す語。さあ,どうだか。「歌の道のみ古へに変はらぬなどいふこともあれど,―/徒然 14」
いざ-や: (感) (「いざ」に間投助詞「や」の付いたもの) 人を誘うときや,あることを思い立ったときに発する語。さあ。どれ。「鎮西八郎こそ生捕られて渡さるるなれ。―みん/保元(下)」