いちきしまひめ-の-みこと 意味
- 【市杵島姫命・市寸島比売命】
記紀神話の神。宗像(ムナカタ)三女神の一。天照大神(アマテラスオオミカミ)と素戔嗚尊(スサノオノミコト)の誓(ウケイ)のとき生まれた。のち,弁才天と同一視され,また市神としてまつられることも多い。
関連用語
いちきしまひめのみこと: 【市杵島姫命・市寸島比売命】 記紀神話の神。宗像(ムナカタ)三女神の一。天照大神(アマテラスオオミカミ)と素戔嗚尊(スサノオノミコト)の誓(ウケイ)のとき生まれた。のち,弁才天と同一視され,また市神としてまつられることも多い。
たぎつひめ-の-みこと: 【湍津姫命・多岐都比売命】 記紀神話の神。宗像(ムナカタ)三女神の一柱。天照大神(アマテラスオオミカミ)と素戔嗚尊(スサノオノミコト)との誓約(ウケイ)の際生まれた。大国主神の妻。
たごりひめ-の-みこと: 【田心姫命】 田霧姫命
やまとひめ-の-みこと: 【倭比売命・倭姫命】 垂仁天皇の皇女。景行天皇の妹,日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の叔母。日本武尊の東征に際し,天叢雲剣(アマノムラクモノツルギ)などを与えた。また,豊鉏入日売命(トヨスキイリヒメノミコト)に代わって天照大神(アマテラスオオミカミ)の御杖代(ミツエシロ)となり,伊勢国に内宮を定めた。
とよすきいりひめ-の-みこと: 【豊鍬入姫命・豊鉏入日売命】 崇神天皇の皇女。日本書紀によれば,崇神六年に天照大神(アマテラスオオミカミ)を倭(ヤマト)の笠縫邑(カサヌイノムラ)にまつったという。斎宮の始めとされる。
みこ-の-みこと: 【皇子の尊・皇子の命】 皇太子を敬っていう語。「日並(ヒナミシ)の―の馬並めて/万葉 49」
うち-の-ひめみこ: 【内の姫御子】 内親王。
おきながたらしひめ-の-みこと: 【気長足姫尊・息長帯比売命】 神功(ジングウ)皇后の名。
かみ-の-みこと: 【神の命】 神や天皇に対する敬称。「八千矛(ヤチホコ)の―は八島国妻枕(マ)きかねて/古事記(上)」
みま-の-みこと: 【御孫の命】 天照大神の子孫。すなわち,天皇。「あまつ神―の取り持ちて/続紀(天平一五)」
いち-の-みこ: 【一の御子】 最初に生まれた皇子。第一皇子。一の宮。「―は,右大臣の女御の御腹にて/源氏(桐壺)」
しきしま-の: 【敷島の】 (枕詞) 国名「やまと」にかかる。「―大和の国に人二人ありとし思はば/万葉 3249」
おおく-の-ひめみこ: オホク― 【大伯皇女】 (661-701) 天武天皇の皇女。大津皇子の同母姉。斎宮として伊勢で13年間奉仕。万葉集に弟大津皇子をおもう歌六首がある。大来皇女。
たじま-の-ひめみこ: タヂマ― 【但馬皇女】 (?-708) 天武天皇の皇女。母は藤原鎌足の娘氷上媛。「万葉集」に一途な恋心を歌う相聞歌四首を残す。
はしひと-の-ひめみこ: 【間人皇女】 (?-665) 孝徳天皇の皇后。舒明天皇の皇女。母は皇極天皇。653年孝徳天皇を難波に残し,兄の中大兄皇子(天智天皇),皇祖母命(皇極天皇)とともに飛鳥宮に移った。