いちに-てん 意味
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【一二点】
(漢文で)
一,二,三……の数字で表した返り点。
関連用語
いちにてん: 【一二点】 〔漢文で〕 一,二,三……の数字で表した返り点。
いちに: 【一二】 (1)一つ二つ。わずか。若干。 「―反対意見もあった」 (2)第一位と第二位。 ――に及ばず 書簡に用いた語。あれこれと詳しく述べることはしない。不一。 「―。併(アワ)せて面謁(メンエツ)の時を期し候ふ/庭訓往来」 ――を争・う 一番か二番を争う。首位を争う。トップクラスである。 「相撲界でも―・う大男」
いちにち: 【一日】 〔「いちじつ」とも〕 (1)午前零時から午後一二時までの称。 →ひ(日) (2)ある時刻から次の日の同一時刻までの二四時間。一昼夜。 「―早く到着する」 (3)朝から晩まで。終日。 「―の仕事を終える」 (4)ある日。 「初秋の―,郊外に遊ぶ」 (5)月の最初の日。ついたち。 (6)短い期間。 「ローマは―にして成らず」 〔副詞的用法の場合,アクセントは ◎
いちにち-おき: [6] [5] 【一日置き】 その日に事をして一日あいだを置いて,翌々日にまたその事をすること。隔日。
いちにち-がい: ―ガヒ 【一日買ひ】 遊女を昼夜とも,買い切りにすること。「隔子(コウシ)の女郎ひとりも残さず―/浮世草子・一代男 5」
いちにち-さい: [4] 【一日祭】 毎月一日,宮中の賢所・皇霊殿・神殿で行われた祭り。
いちにち-ばれ: [0] 【一日晴(れ)】 (1) 儀式の服装などを,その日一日だけ立派に装うこと。もと公家の風習であったが,のち庶民の間にも行われるようになった。一日晴の装束。 (2) その日その時だけ使う器物。
いちにょ: 【一如】 〔「如」は異ならないの意〕 (1)〔仏〕 宇宙に遍在する根源的実体である真如は,現れ方はいろいろであっても根本は一であるということ。 (2)一体であること。不可分であること。 「物心―」
いちにん: 【一人】 (1)ひとりの人。ひとり。 (2)右大臣の異名。 ――虚(キヨ)を伝うれば万人実(ジツ)を伝う ⇒一犬(イツケン)虚に吠(ホ)ゆれば万犬実を伝う(「一犬」の句項目) ; 【一任】 (1)物事の処理・決定をすべて任せること。全部まかせきること。 「議長―でまとまる」「仕事を―する」 (2)律令制で,地方官の一定の任期。
いちにん-まえ: ―マヘ [0] 【一人前】 (1) ひとり分の分量。ひとり分。「寿司―」 (2) (ア)成人と同じ資格・能力があること。「若いうちから―に働く」(イ)所属する社会で,正規の構成員であると認められること。 (3) 技芸などがその道の人間として通用するほどになっていること。「―のコックになる」 ( (2) (3) には「―なことを言う」のように,形容動詞としての用法もある)
いち-しちにち: [4] 【一七日】 (七日間が一つの意) (1) 人が死んでから数えて七日間。また,その七日目の日。初七日(シヨナノカ)。 (2) 七日間。「かくて―過ぎぬ/栄花(玉のむら菊)」
ひいちにち: 【日一日】 日がたつにつれて変わっていくさまにいう語。一日ごとに。日増しに。多く「と」を伴って副詞的に用いる。 「―と春めく」
ひ-いちにち: 【日一日】 (連語) 日がたつにつれて変わっていくさまにいう語。一日ごとに。日増しに。多く「と」を伴って副詞的に用いる。「―と春めく」
いちにち-いちや: [6] 【一日一夜】 一昼夜。
いちしちにち: 【一七日】 〔七日間が一つの意〕 (1)人が死んでから数えて七日間。また,その七日目の日。初七日(シヨナノカ)。 (2)七日間。 「かくて―過ぎぬ/栄花(玉のむら菊)」