いちばん-しゅっせ 意味
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【一番出世】
大相撲の初土俵で,規定の勝ち星をあげ,中日八日目に序の口にあがることを披露される新弟子。
関連用語
いちばんしゅっせ: 【一番出世】 大相撲の初土俵で,規定の勝ち星をあげ,中日八日目に序の口にあがることを披露される新弟子。
しゅっせ: 【出世】 (1)世に出て高い地位につき,世間に名が知られる身分になること。 「立身―」「―街道」 (2)地位があがること。 「係長に―する」 (3)この世に生まれ出ること。出生。 「先づ老子―し次に孔子出/雑談 9」 (4)〔仏〕(ア)「出世間」に同じ。(イ)諸仏が衆生(シユジヨウ)救済のためにこの世界に姿を現すこと。(ウ)比叡山で公卿の子息が剃髪(テイハツ)して僧となったこと。
しゅっせい: 【出生】 「しゅっしょう(出生)」に同じ。 「―地」 ; 【出征】 (1)戦争に行くこと。戦地に行くこと。 (2)召集令を受け,軍隊へ入ること。 「―軍人」
しゅっせき: 【出席】 (1)会合に参加すること。 「町内会に―する」 (2)学校の授業に出ること。 ⇔欠席
しゅっせん: 【出船】 船が港を出ること。でふね。 「一時碇泊して直に―する乎/浮城物語(竜渓)」 ; 【率先】 〔「しゅつ」は漢音〕 「そっせん(率先)」に同じ。 「衆庶に―し/新聞雑誌 34」
しゅっせ-うお: ―ウヲ [3] 【出世魚】 成長にしたがって名称の変わる魚。「スバシリ・イナ・ボラ・トド」と呼び名が変わる鯔(ボラ)のほか,鱸(スズキ)・鰤(ブリ)など。 出世魚
しゅっせ-さく: [3] 【出世作】 若い芸術家などが,世に出るきっかけとなった作品。
いちばん: 【一番】 ※一※ ② (名) (1)順番・番号などの最初。また,最初のもの。 (2)多くの中で最もよいもの。最上。 「寝るのが―だ」 (3)能・狂言,碁・将棋・相撲など「番」で数えるもの一つ。一回。一曲。 「相撲を―取る」「狂言―」 →番 ※二※ (副) (1) ◎ 最も。この上なく。 「―早い」「―よい品」 (2) ② 試しに。 「ここは―やってみるか」 (3)
いちばんこ: 【一番子】 (1)一番最初に生まれた子。長子。 (2)家畜・家禽(カキン)・養魚・養蚕などで,その繁殖期間中最初に出生・孵化(フカ)したもの。
いちばんて: 【一番手】 (1)戦場で,最初に敵にあたる軍勢。 (2)最初に物事にあたること。また,その人。 (3)競争者の中で,最も優位にあること。また,その人。 「後継者争いの―」
いちばんめ: 【一番目】 (1)順位の第一。第一番。 (2)「一番目物」に同じ。
いちばん-かん: ―クワン [3] 【一番館】 封切りをしたばかりの映画を上映する映画館。封切り館。
いちばん-がい: ―ガヒ [3] 【一番貝】 戦陣で最初に吹く陣貝。戦闘開始の合図。
いちばん-がけ: [0] [3] 【一番駆け】 (1) 戦場で,第一番に敵陣へ駆け込んで戦うこと。また,その人。 (2) 人に先んじて事をなすこと。また,その人。いちはながけ。
いちばん-くび: [3] 【一番首】 一つの戦闘で,最初に討ち取った敵の首。