いっこう-りょうぜつ 意味
- ―リヤウ― [0]
【一口両舌】
(一つの口に二枚の舌があること)
二枚舌を使うこと。「サリトテワ―ナ者ヂャ/天草本伊曾保」
関連用語
いっこうりょうぜつ: 【一口両舌】 〔一つの口に二枚の舌があること〕 二枚舌を使うこと。 「サリトテワ―ナ者ヂャ/天草本伊曾保」
りょうぜつ: 【両舌】 〔仏〕 十悪の一。二人の人に対し異なることを言って仲たがいさせること。二枚舌。
こうちょうぜつ: 【広長舌】 (1)〔仏〕 仏の三十二相の一。仏の舌が耳や髪の生え際に達するほど長いこと。大舌相。 (2)大演説。雄弁。長広舌。
ちょうこうぜつ: 【長広舌】 〔「広長舌」から生じた語〕 ながながとしゃべりたてること。 「―をふるう」
いっきょ-りょうぜん: ―リヤウ― [1] 【一挙両全】 「一挙両得(リヨウトク)」に同じ。
こうぜつ: 【口舌】 くちさき。くちぶり。物言い。くぜつ。 ; 【黄舌】 もの言いが幼いこと。
しょうぜつ: 【峭絶】 高くけわしいさま。 「その奇怪―なる姿は/日光山の奥(花袋)」 ; 【勝絶】 きわめてすぐれていること。特に,景色の素晴らしいこと。また,その地。 「処々の―をたづね/著聞 20」「月ヶ瀬の梅花を以て―する偶爾にあらず/日本風景論(重昂)」
じょうぜつ: 【饒舌】 口数が多い・こと(さま)。おしゃべり。多弁。 「―な人」「―家」 〔「冗舌」とも書く〕
ちょうぜつ: 【長舌】 (1)長い舌。 (2)口数が多いこと。おしゃべり。多弁。長広舌。 ; 【超絶】 (1)他のものと比較にならないほどずばぬけてすぐれていること。 「凡俗を―する技量」「―技巧練習曲」 (2)〔哲〕「超越」に同じ。
にょうぜつ: 【饒舌】 「じょうぜつ(饒舌)」に同じ。 「流石(サスガ)女の―なもので/思出の記(蘆花)」
みょうぜつ: 【妙絶】 技芸などが非常にすぐれている・こと(さま)。絶妙。 「技芸に―なる人の/西国立志編(正直)」
こうぜつのと: 【口舌の徒】 口先だけ達者で,実行力を伴わない者。
こうぜつ-の-かん: ―クワン [6] 【喉舌の官】 (1) 中国で,宰相の異名。 (2) 日本で,大納言の異名。
こうぜつ-の-と: [6] 【口舌の徒】 口先だけ達者で,実行力を伴わない者。
こうぜつ-ぼいん: [5] 【後舌母音】 後