いっさんかたんそ 意味
- 【一酸化炭素】
無色・無臭の気体。化学式 CO 水に溶けにくい。木炭・燃料用ガスなどの不完全燃焼によって発生する。猛毒。点火すると青い炎を出して燃え二酸化炭素になる。還元剤に用いる。メチルアルコール・ホルマリンなどの製造原料。
例文
- 一酸化炭素(いっさんかたんそ、Carbon Monoxide)は、常温・常圧で無色・無臭・可燃性の気体。
- 炭鉱災害による一酸化炭素中毒症に関する臨時措置法(たんこうさいがいによるいっさんかたんそちゅうどくしょうにかんするりんじそちほう)は、炭鉱災害による一酸化炭素中毒症に関し、一酸化炭素中毒症にかかつた労働者に対して特別の保護措置を講ずること等により、労働者の福祉の増進に寄与することを目的として制定された法律である。
関連用語
いっさんか-たんそ: ―クワ― [6] 【一酸化炭素】 無色・無臭の気体。化学式 CO 水に溶けにくい。木炭・燃料用ガスなどの不完全燃焼によって発生する。猛毒。点火すると青い炎を出して燃え二酸化炭素になる。還元剤に用いる。メチルアルコール・ホルマリンなどの製造原料。
いっさんかたんそさいきん: 【一酸化炭素細菌】 一酸化炭素を酸化して二酸化炭素として取り込み,生育する細菌。一酸化炭素酸化細菌。
いっさんかたんそちゅうどく: 【一酸化炭素中毒】 一酸化炭素の多量の吸入による中毒。赤血球中のヘモグロビンやチトクロムなど,生体中の鉄を含んだ物質と結合してその機能を妨げ,細胞呼吸に障害を生じさせる。吸気中に 10ppm 含まれると頭痛・めまい・吐き気の症状を示し,50ppm では運動麻痺(マヒ)により死亡する。
いっさんか-たんそ-さいきん: ―クワ― [9] 【一酸化炭素細菌】 一酸化炭素を酸化して二酸化炭素として取り込み,生育する細菌。一酸化炭素酸化細菌。
いっさんか-たんそ-ちゅうどく: ―クワ― [9] 【一酸化炭素中毒】 一酸化炭素の多量の吸入による中毒。赤血球中のヘモグロビンやチトクロムなど,生体中の鉄を含んだ物質と結合してその機能を妨げ,細胞呼吸に障害を生じさせる。吸気中に 10ppm 含まれると頭痛・めまい・吐き気の症状を示し,50ppm では運動麻痺(マヒ)により死亡する。
にさんかたんそ: 【二酸化炭素】 大気中に約0.03パーセント存在する無色の気体。化学式 CO2 水に溶けて弱酸性を示す。生物の呼吸や火山の噴火,炭素や有機物の燃焼により大気中に放出され,植物の光合成により消費される。工業的には石灰岩の加熱分解により得られ,消火器・ドライ-アイスの製造のほか,広く化学工業で用いる。炭酸ガス。無水炭酸。
いっさんか: 【一酸化】 酸素一原子と化合していること。
にさんか-たんそ: ―クワ― [5] 【二酸化炭素】 大気中に約0.03パーセント存在する無色の気体。化学式 CO 2 水に溶けて弱酸性を示す。生物の呼吸や火山の噴火,炭素や有機物の燃焼により大気中に放出され,植物の光合成により消費される。工業的には石灰岩の加熱分解により得られ,消火器・ドライ-アイスの製造のほか,広く化学工業で用いる。炭酸ガス。無水炭酸。
いっさんかちっそ: 【一酸化窒素】 銅に希硝酸を作用させると生じる,無色・無臭の気体。化学式 NO 水に溶けにくく,空気よりやや重い。有機物の燃焼過程で生成し,酸素に触れると直ちに酸化されて二酸化窒素になる。硝酸の製造原料。光化学スモッグの成因に関連する。酸化窒素。
いっさんかなまり: 【一酸化鉛】 鉛を空気中で酸化して得る黄色の粉末。化学式 PbO 温度などの条件によっては赤色になる。鉛ガラス・顔料の原料。劇薬。リサージ。密陀僧(ミツダソウ)。
いっさんか-ちっそ: ―クワ― [6] 【一酸化窒素】 銅に希硝酸を作用させると生じる,無色・無臭の気体。化学式 NO 水に溶けにくく,空気よりやや重い。有機物の燃焼過程で生成し,酸素に触れると直ちに酸化されて二酸化窒素になる。硝酸の製造原料。光化学スモッグの成因に関連する。酸化窒素。
いっさんか-なまり: ―クワ― [6] 【一酸化鉛】 鉛を空気中で酸化して得る黄色の粉末。化学式 PbO 温度などの条件によっては赤色になる。鉛ガラス・顔料の原料。劇薬。リサージ。密陀僧(ミツダソウ)。
いっさんか-にちっそ: ―クワ― [7] 【一酸化二窒素】 亜酸化窒素
しえんかたんそ: 【四塩化炭素】 無色で特有な臭いのある有毒液体。化学式 CCl4 メタンや二硫化炭素の塩素化によってつくる。溶剤・消火剤,フロンの原料などに用いる。
いっさんかにちっそ: 【一酸化二窒素】 ⇒亜酸化窒素(アサンカチツソ)