いっせつ 意味
- 【一切】
「いっさい(一切)」に同じ。
「―管(カマ)ひ付けずに措いてくれ給へ/金色夜叉(紅葉)」
- 【一節】
(1)詩・文章・音楽などの一区切り。
「詩の―を口ずさむ」
(2)プロ野球などの試合日程の一区切り。
〔副詞的用法の場合,アクセントは ◎〕
- 【一説】
一つの説。また,別の説。
「―によれば」
関連用語
いっせつな: 【一刹那】 きわめて短い時間。一瞬間。 「―の出来事」
いっせつたしょう: 【一殺多生】 一人を殺すことによって多くの人を生かすこと。いっさつたしょう。
いっせつ-たしょう: ―タシヤウ [0] 【一殺多生】 一人を殺すことによって多くの人を生かすこと。いっさつたしょう。
いっせ: 【一世】 (1)〔仏〕 過去・現在・未来の三世(サンゼ)のうちの一つ。現在。 (2)生まれてから死ぬまで。一生。 (3)(子を二世,孫を三世というのに対して)その人の代。 (4)親から子への一代。
いっ-せつ: [0] 【一切】 (副) 「いっさい(一切)」に同じ。「―管(カマ)ひ付けずに措いてくれ給へ/金色夜叉(紅葉)」
いっせい: 【一世】 (1)一人の天皇の在位年間。一代。 (2) ◎ その人が生きていた時代。当代。 「―に令名を響かせる」 (3)同名の王・法王・皇帝などのうち,最初に即位した人を呼ぶ称。 「エリザベス―」 (4)移民などの最初の代の人。 「日系―」 ――を風靡(フウビ)する ある時代に大変広く知られ流行する。 ; 【一声】 (1)ひとこえ。 (2)一度だけ音を出すこと。
いっせいに: 【一斉に】 同時に。そろって。 「―スタートする」
いっせい-に: [0] 【一斉に】 (副) 同時に。そろって。「―スタートする」
いっせい-りん: [3] 【一斉林】 皆伐跡地に一斉に植林して造った,単一の樹種の森林。単層林。 複層林
いっせき: 【一跡】 (1)家系。血統。 「大家の―,此時断亡せん事勿体無く候/太平記 35」 (2)(後継ぎにゆずる)全財産。身代。 「―に一つの鍋釜/浮世草子・永代蔵 2」 (3)他の人のものではないもの。その人独自のもの。 「身が―のせりふの裏を食はすはしれ者/浄瑠璃・嫗山姥」 ; 【一隻】 (1)船一そう。 →隻 (2)一対のものの片方。 「―手」 〔副詞的用法の場合,
いっせきわ: 【一夕話】 ある晩に語った話。
いっせき-がん: [4] 【一隻眼】 (1) 片方しかない眼。隻眼。 (2) 物を見抜く特殊の眼識。ひとかどの見識。「―の持ち主」
いっせき-わ: [4] 【一夕話】 ある晩に語った話。
いっせん: 【一銭】 (1)貨幣で,一円の百分の一。 →銭 (2)わずかな金。また,わずかな値打ちのもののたとえ。 「―に笑うものは―に泣く」「―ももち合わせがない」 (3)「一銭剃(ゾ)り」の略。 〔副詞的用法の場合,アクセントは ◎〕 ; 【一洗】 (悪弊を)すっかりあらい流すこと。 「人民の気風を―して/学問ノススメ(諭吉)」 ; 【一閃】 ぴかっと光ること。さっとひらめ
いっせん-ぎり: 【一銭切り】 戦国時代に行われた刑罰の一。銭(ゼニ)一文でも盗んだ者は死罪にしたからとも,首の切り口が銭に似るからともいう。