いつ-わ 意味
- [0]
【逸話】
その人の隠れた一面を知らせる,世間にあまり知られていない面白い話。「―に富む生涯」
関連用語
いつ: 【厳・稜威】 (1)神聖であること。斎(イ)み清められていること。 「―の真屋に麁草(アラクサ)を―の席(ムシロ)と苅り敷きて/祝詞(出雲国造神賀詞)」 (2)勢いの激しいこと。威力が強いこと。 「―の男建(オタケビ)踏み建(タケ)びて/古事記(上)」 ; 【佚】 楽をすること。 ――を以(モツ)て労を待つ 〔孫子(軍争)〕 味方の鋭気を十分養っておいて,疲れた敵兵にあた
いつ-いつ: [1] [0] 【何時何時】 (代) (1) 何月何日,何日の何時などがはっきりしないとき,また,それらをはっきり言わないときに用いる語。「締め切りは―と決める」 (2) いつものとき。普段。「今朝は―より斎(トキ)をとりつくろうて/狂言・若市」
わ: (1)五十音図ワ行第一段の仮名。両唇の間を狭めて発する半母音と後舌の広母音とから成る音節。 (2)平仮名「わ」は「和」の草体。片仮名「ワ」は「和」の旁(ツクリ)「口」の草体から(一説に,「輪」を示す記号「〇」を二筆で書いたものからとも)。 ; 【曲・回】 山裾・川・海岸などの湾曲した所。多く「河」「浦」などの名詞の下に付いて複合語として用いられる。 「峰の―のむら草がくれ/永久百首」
いついつ: 【何時何時】 (1)何月何日,何日の何時などがはっきりしないとき,また,それらをはっきり言わないときに用いる語。 「締め切りは―と決める」 (2)いつものとき。普段。 「今朝は―より斎(トキ)をとりつくろうて/狂言・若市」
あいつ: 【彼奴】 〔「あやつ」の転〕 遠慮のない相手との会話や,親しみ・憤り・侮蔑(ブベツ)などの気持ちを表すときに用いる。 (1)三人称。彼または彼女。やつ。 「―は実にいい奴だ」 (2)遠称の指示代名詞。あれ。 「―よりこいつの方が安くていい」
あん-いつ: [0] 【安逸・安佚】 (名・形動) [文] ナリ 気楽に楽しむこと。何もせずのんきに過ごすこと。また,そのさま。「―をむさぼる」「子の二十歳頃までは―遊冶に育てしが/新聞雑誌 6」
いつう: 【胃痛】 胃の痛み。
いつえ: 【五重】 (1)五枚重ねること。ごじゅう。 (2)「五重襲(イツエガサネ)」に同じ。 (3)「五重の扇(オウギ)」の略。
いつか: 【何時か】 はっきりその時と指定できない不定の時や漠然とした時などを表す。 (1)昔のある時。いつだったか。いつぞや。 「―来たことがある」「―読んだはず」 (2)未来のある時。そのうち。いずれ。 「―会えるだろう」「―解決する」 (3)いつの間にか。いつしか。 「―夜もあけていた」 ; 【五日】 (1)五つの日数。五日間。 (2)月の第五日目。 (3)五月五日。端午
いつき: 【斎】 (1)心身をきよめて神に仕えること。また,その人。特に斎宮・斎院。 「賀茂の―には,孫王の居給ふ例多くもあらざりけれど/源氏(賢木)」 (2)神をまつる場所。 「隼は天に上り飛び翔(カケ)り―が上の鷦鷯(サザキ)取らさね/日本書紀(仁徳)」 ; 【五木】 熊本県南部,球磨(クマ)郡の村。九州山地中にある。 ; 【居着き・居付き】 (1)居つくこと。一定の場所に住み
いつぎ: 【居接ぎ】 接ぎ木の方法の一。台木を掘り上げないで,畑に植えたまま接ぎ木をするもの。揚げ接ぎより根付きがいい。
いつく: 【斎く・傅く】 (1)心身の汚れを去り神に仕える。《斎》「此の三柱の神は,胸形君等の以ち―・く三前の大神なり/古事記(上)」 (2)神に仕えるような気持ちで大事に世話をする。《傅》「海神(ワタツミ)の神の命のみくしげに貯ひ置きて―・くとふ玉にまさりて/万葉 4220」 ; 【居着く】 (1)外から来たものがそのままそこに住むようになる。住みつく。 「野良猫が―・いてしまった」 (
いつじ: 【逸事・軼事】 世に知られない事柄。
いつぞ: 【何時ぞ】 〔「ぞ」は係助詞〕 不定の時を表す。過去・未来ともにいうが,現代では主に過去のある時をさす。いつ。いつか。 「―のことだったかはっきりしないが…」「五三のあたひをためて,―の時節を待てども/浮世草子・一代男 5」
いつつ: 【五つ】 (1)ご。五個。物の数を数える時に使う。 (2)五歳。 (3)昔の時刻の名。今の午前と午後の八時頃。五つ時。