いとま 意味

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  • 【暇・遑】
    〔物事と物事との間の空白の意〕
    (1)仕事のない時。時間の余裕。ひま。
    「応接に―がない」「枚挙に―がない」
    (2)休むこと。休暇。
    「一週間のお―をいただく」
    (3)職務をやめること。また,やめさせること。ひま。
    「―を出す」「玄機は僮僕に―を遣つて/魚玄機(鴎外)」
    (4)別れて去ること。辞去。
    「―を告げる」
    →おいとま
    (5)離縁。
    「妻に―を出す」
    (6)すき間。ひま。
    「たま柳えだの―も見えぬ春かな/後葉+もっと...

例文

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  1. そろそろおいとましなければなりません。
  2. 早く言い訳を考えないとまずい事になる。
  3. 私たちはもうおいとましなければならない。
  4. もう本当においとましなければなりません。
  5. 彼はその家族にいとまごいをした。

関連用語

        いとまき:    【糸巻(き)】 (1)糸を巻くこと。また,そのための板きれや道具。 (2)釣り糸を巻き収める道具。 (3)三味線・琵琶・バイオリンなど弦楽器の頭部にあって,弦を巻きつけ,音高を調節するねじ。転手(テンジユ)。 (4)江戸時代の婦人の髪の結い方の一。髷(マゲ)の髪を笄(コウガイ)に巻きつけて{(1)}のような形にしたもの。 (5)家紋の一。{(1)}にかたどったもの。 (6)「糸巻の
        いとまき-えい:    ―エヒ [4] 【糸巻鱝】 エイ目の海魚。全長2.5メートル,体重500キログラムにも達する。尾部はむち状で,体長より長く毒針をもつが性質はおとなしい。体の前方に耳のようにみえる鰭(ヒレ)が一対あり,これを動かして腹面にある口に餌(エサ)を運ぶ。南日本以南から中国および熱帯海域にかけて広く分布。ギンメ。ヒラ。イソナデ。近縁種のオニイトマキエイ(マンタ)はエイ類の最大種。
        いとまき-ふぐ:     [4] 【糸巻河豚】 フグ目の海魚。体長13センチメートル程度。体形は箱状。体は硬い甲板におおわれている。背側の隆起に鋭い一棘があり,腹側の隆起にも数本の棘がある。相模湾から東シナ海まで分布。
        いとまごい:    【暇乞い】 (1)別れを告げること。別れのあいさつ。 (2)(雇い主などに)暇(ヒマ)をくれるように願うこと。
        いとまさ:    【糸柾】 「糸柾目(イトマサメ)」の略。
        いとまさめ:    【糸柾目】 木材の柾目が,糸のように細かくて密なもの。いとまさ。 ⇔粗(アラ)柾目
        いとまぶみ:    【暇文】 休暇や辞職の願いの書類。けもん。 「日頃―奉りて,参らず侍る/宇津保(嵯峨院)」
        いとまゆ:    【糸眉】 糸のように細い,美しい眉。鶯眉(ウグイスマユ)。
        いとまん:    【糸満】 沖縄島最南端にある市。漁業が盛んで,独特の追い込み網漁法が有名。「ひめゆりの塔」がある。
        いとま乞い:    暇乞; 暇乞い; 決別; お別れ; 辞別; いとまごい; 訣別; 暇ごい; 別れ; 辞去; 拝辞
        いとま-ごい:    ―ゴヒ [4] [0] 【暇乞い】 (名)スル (1) 別れを告げること。別れのあいさつ。 (2) (雇い主などに)暇(ヒマ)をくれるように願うこと。
        いとま-じょう:    ―ジヤウ 【暇状】 (1) 職を免ずる辞令。 (2) 離縁状。去り状。
        いとま-の-ひま:     【暇の隙】 (同義語を二つ重ねたもの) ひまな時。「のどかなる御―などには,ふとはひ渡りなどし給へど/源氏(薄雲)」
        いとま-ぶみ:     【暇文】 休暇や辞職の願いの書類。けもん。「日頃―奉りて,参らず侍る/宇津保(嵯峨院)」
        おいとま:    【御暇】 (1)人の前を去ること。帰ること。辞去。 「―申し上げる」「これで―します」 (2)職を離れること。ひま。 「―をいただく」

隣接する単語

  1. "いとびん" 意味
  2. "いとびんやっこ" 意味
  3. "いとびん-やっこ" 意味
  4. "いとぶ" 意味
  5. "いとへん" 意味
  6. "いとまき" 意味
  7. "いとまきえい" 意味
  8. "いとまきのたち" 意味
  9. "いとまきひとで" 意味
  10. "いとぶ" 意味
  11. "いとへん" 意味
  12. "いとまき" 意味
  13. "いとまきえい" 意味
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