いと-ぶ 意味
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【糸歩】
(「生糸量歩合」の略)
一定の生繭(セイケン)から取れる生糸の量の割合。一般に,一〇〇匁(375グラム)の繭から得られる量で表す。糸目。
関連用語
いとな・ぶ: 【営ぶ】 (動バ四) 「いとなむ」に同じ。 [名義抄]
ぶ: 「ふ」の濁音の仮名。両唇破裂音の有声子音と後舌の狭母音とから成る音節。 ; 【夫】 (1)徴用されて労役に従事する人夫。夫役(ブヤク)の人夫。 「千人の―どもを奉るにも/栄花(疑)」 (2)(「歩」とも書く)歩卒。雑兵。 「貌(カタチ)をやつし―になり/太平記 10」 ; 【武】 (1)武術や兵法。武芸。 「文―の道」「―を尚(トウト)ぶ」 (2)武力。軍事力。 「―
いと: ※一※ (名) 〔※二※ の転。近世語〕 (1)幼児。 「これ怪我さんすな―/浄瑠璃・新版歌祭文」 (2)女児。娘。 「お家さんの傍に立つて居なます―さんを見いな/滑稽本・浮世風呂 2」 ※二※ (接頭) 名詞に付いて,いとけない・幼い,の意を表す。 「―姫君の,小式部のめのと/紫式部日記」 ; 【伊都・怡土】 ⇒伊都国(イトノクニ) ; 【糸】 (1)繊維が長く
あい・ぶ: 【歩ぶ】 (動バ四) (「あゆぶ(歩)」の転) 歩く。出かける。また,同道する。「おぶうもだくもいらねえ,―・びねえ/洒落本・呼子鳥」
あい-ぶ: [1] 【愛撫】 (名)スル いとしんで,なでたりさすったりすること。また,そのように深く愛すること。「やさしく―する」「仁慈の政を行ひ人民を―する/明六雑誌 9」
あく・ぶ: 【欠ぶ】 (動バ四) あくびをする。「長やかにうち―・びて/枕草子 74」
あさ・ぶ: 【浅ぶ】 (動バ四) あなどる。軽んずる。あさむ。「罰あるべきなど―・びあへる/経信母集」
あす・ぶ: [0] 【遊ぶ】 (動バ五 [四] ) 「あそぶ」の転。「―・んでゐて食へると云ふ身分でも有るまい/浮雲(四迷)」
あそ・ぶ: [0] 【遊ぶ】 (動バ五 [四] ) (1) 仕事や勉強をせず,遊戯などをして楽しく時を過ごす。「かくれんぼをして―・ぶ」「よく学びよく―・べ」 (2) 酒・女・ギャンブルなどで楽しむ。遊興をする。「―・ぶ金に困る」 (3) 職をもたず,ぶらぶらする。「定年後は―・んで暮らす」 (4) その物の機能・価値が十分に活用・利用されない状態で放置されている。「広い土地が―・んで
あて・ぶ: 【貴ぶ】 (動バ上二) 上品ぶる。「若き君だちとて,すきずきしく―・びてもおはしまさず/源氏(東屋)」
あゆ・ぶ: 【歩ぶ】 (動バ四) (1) 歩く。あゆむ。「後向きて―・び給ふが/今昔 28」 (2) 行く。出かける。「まあまあ奥へ―・ばつし/滑稽本・八笑人」
あよ・ぶ: 【歩ぶ】 (動バ四) (1) あるく。あゆむ。「鬼は―・び帰りぬ/宇治拾遺 9」 (2) 「あゆぶ{ (2) }」に同じ。「是からどうぞ遊びにつれて―・びなせえ/滑稽本・膝栗毛 8」
あら・ぶ: 【荒ぶ】 (動バ上二) (1) 荒々しく振る舞う。乱暴する。「―・ぶる蝦夷どもを言向け/古事記(中)」 (2) つれない態度をとる。疎んずる。「―・ぶる妹に恋ひつつそ居る/万葉 2822」
あん-ぶ: [1] 【鞍部】 山の尾根のくぼんでいる所。コル。
あ・ぶ: 【浴ぶ】 (動バ上二) あびる