いな-さく 意味
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【稲作】
(1)稲の栽培。米作。「―地帯」
(2)稲の実り具合。「今年の―は平年並みだ」
関連用語
いなさく: 【稲作】 (1)稲の栽培。米作。 「―地帯」 (2)稲の実り具合。 「今年の―は平年並みだ」
いな: 【稲】 「いね」の転。多く他の名詞と複合して用いられる。 「―作」「―穂」「神のさき田に―の穂の/神楽歌」 ; 【伊那】 長野県南部,伊那盆地北部の市。木工業・精密機械工業が立地し,酪農やリンゴ栽培も行われる。 ; 【維那】 〔仏〕 三綱(サンゴウ)の一。僧たちの諸務をつかさどる僧。禅宗では「いの」「いのう」と読み,僧の綱紀をつかさどる僧。都維那(ツイナ)。 ; 【異な】
いな-いな: [1] 【否否】 (感) いやいや。いえいえ。「いな」を強めた言い方。
さく: 【作】 (1) ①② 文学や美術工芸・音楽などの芸術的作品。 「『草枕』は漱石の―だ」 (2) ◎② 農産物のでき具合。 「今年の―は昨年を上回るだろう」 ; 【簀】 (1)すのこ。 (2)竹を編んだむしろ。たかむしろ。 ――を易(カ)う ⇒易簀(エキサク) ; 鍬(クワ)で畑を打ち返すこと。また,打ち返したうね。田のうね。さくり。 ――を切・る うね間の溝の
さく-さく: [1] (副) (1) 野菜などを切るときの軽い感じの音を表す語。「―とキャベツを刻む」 (2) 雪や霜を踏んで歩く音を表す語。「―と霜を踏む」 (3) 食べ物を歯でかむ音を表す語。「―とリンゴをかじる」 (4) 水を注ぎ入れる音を表す語。「新しき桶に水を入れてこの釜どもに―と入る/宇治拾遺 1」 (5) はっきりものを言うさま。「―ト物ヲ言ウ人ヂャ/日葡」
いないな: 【否否】 いやいや。いえいえ。「いな」を強めた言い方。
あいな: 〔形容詞「あいなし」の語幹から〕 あるまじきこと。不都合なこと。 「をかしきを見給うて―のことやとわらひ給ふものから/源氏(行幸)」
いない: 【以内】 (1)ある数量よりその数量をも含めて多くならないこと。その範囲内。以下。 「一〇日―に仕上げる」「千円―で買える品」「許容量―なら害はない」 (2)基準になるものより内側。 「これより―立ち入り禁止」
いなか: 【亥中】 亥の刻の上刻と下刻との間。今の午後一〇時頃。 ; 【田舎】 (1)都会から離れた地方。在郷。在(ザイ)。 (2)人家・人口が少なく辺鄙(ヘンピ)な所。 「ここは東京の―だ」 (3)本人の生まれ育った故郷・郷里。また,親や祖父母などの出身地。在所。 「正月には―へ帰る」 (4)(他の語に付いて)粗野で,洗練されていないことを表す語。 「―くさい」
いなぎ: 【稲城】 東京都南部,多摩川中流南岸の市。ナシの産地として知られる。近年,丘陵部の宅地化が著しい。 ; 【稲木】 「稲掛(イネカ)け」に同じ。 ; 【稲城】 〔「いなき」とも〕 (1)古代,家の周囲に稲を積み上げて,敵の矢や石を防ぐ防壁としたもの。 (2)稲の束を貯蔵する小屋。
いなく: 【嘽く・嘶く】 〔「い」は馬の鳴き声〕 馬がひんと鳴く。いななく。 「かたがひの駒や恋ひつつ―・かせむと/蜻蛉(上)」
いなご: 【稲子・蝗】 (1)イナゴ属のバッタの総称。日本にはハネナガイナゴ・コバネイナゴほか二種がいる。体長約3センチメートル。体は緑色,はねは淡褐色,発達した後肢でよく跳ぶ。鳴かない。稲の害虫。食用ともする。﹝季﹞秋。 (2)〔建〕 竿縁(サオブチ)天井の板の重ね目を密着させるために,その裏側に取り付ける竹・金属などの小片。
いなさ: 【引佐】 静岡県西部,引佐郡の町。浜名湖北岸に位置し,愛知県と接する。 ; 南東の風。台風がもたらす強風をさすことが多く,雨の前兆とされる。
いなす: 【往なす・去なす】 (1)相撲で,相手が突進してくるのを片手で相手の肩口を横に突きながら急にかわして,相手の態勢を崩す。 「―・されてよろける」 (2)相手の追及・攻撃などをはぐらかすようにあしらう。 「質問を適当に―・す」 (3)去らせる。追い払う。 「―・したものが行かいで何とせう/狂言記・文山賊」 (4)離縁する。実家に帰す。 「気にいらいで―・した嫁/浄瑠璃・宵庚申(下
いなせ: 【否諾】 〔「せ」は「さ(然)」の転という〕 (1)否か応か。 「―とも言ひ放たれず/後撰(恋五)」 (2)無事か否か。安否。 「―の便りもし給はぬは/浄瑠璃・出世景清」 ; 【鯔背】 〔江戸時代,江戸日本橋魚河岸の若者が髪を鯔背銀杏(イチヨウ)に結っていたことから〕 粋(イキ)で威勢がよく,さっぱりとして男らしいさまや,そのような気風。 「―な若い衆」