gb理論 意味
- 〖theory of government and binding〗
統率・束縛理論。
ジービー理論
- gb 理論: ジービー-りろん[5] 【 GB 理論】(theory of government and binding)チョムスキーが1980年代に展開した文法理論。言語能力を普遍的な「原理」と値の変動するパラメーターから成る体系としてとらえようとしたもの。統率・束縛理論。
- 理論: りろん ① □一□ (1)科学研究において,個々の現象や事実を統一的に説明し,予測する力をもつ体系的知識。狭義には,明確に定義された概念を用いて定式化された法則や仮説を組み合わせることによって形作られた演繹的体系を指す。 「―を確立する」 (2)特定の研究領域や個々の学者の学説や見解を指すこともある。 「批評―」「湯川―」 (3)実際の経験から離れて純粋に思考の中で組み立てられた知識。 「実践
- bcs理論: 〖BCS theory〗超伝導の現象を量子力学的に説明した理論。提唱者であるバーディーン(Bardeen),クーパー(Cooper),シュリーファー(Schrieffer) の頭文字からいう。
例文
- GB理論における文法の構成は次のような図式で示される。
- また「統率」「束縛」というGB理論を特徴付けていた概念も、徹底的な検証によって別のものに置き換えられるか、取り除かれるかされている。
- これを捉えようとして1970年代末以降整備されてきた枠組みが統率・束縛理論(GB理論)であり、より一般的には原理とパラメターのアプローチである。
- また、枠組みが大きく替わる時には、そこで生ずる問題(GB理論におけるRes(NIC)の問題、極小主義プログラムにおける照応子の問題など)を解決することで理論に貢献する一方、重要文献の批判的論評によって日本の言語学界に与えてきた影響は大きい。