rh因子 意味
- 〖Rh factor; Rhesus monkey factor〗
アールエッチ因子
例文
- Rh因子(独:Rhesusfaktor)とは、血液型を決定する因子の一つ。
- アカゲザルは英語での通称がRhesus Monkeyであるため「Rh因子」と呼ばれるようになった。
- そのため、かつてはO型は全能供血者、AB型は全能受血者と呼ばれていたが、ABO以外の型物質(Rh因子やMN式血液型など)が存在することもあり現在では緊急時を除いては通常行われない。
関連用語
rh 因子: アール-エッチ-いんし [7] 【 Rh 因子】 ( Rh はアカゲザル(rhesus monkey; rhesus macaque)の種名から) 1940年,ランドシュタイナーとウイナーによって発見された,ヒトとアカゲザルの赤血球に共通する抗原。この抗原をもつ血液を,この抗原をもたない人に繰り返し輸血すると溶血反応を示し,生命が危険になる。
因子: いんし ① (1)物事を成り立たせる要素。ファクター。 (2)生命現象において,ある作用の原因とみられる要素。環境因子・栄養因子・遺伝因子など。
rh 式血液型: アール-エッチしき-けつえきがた [0] 【 Rh 式血液型】 Rh 因子の有無によって分ける,ヒトの血液型。Rh 因子をもつものを Rh プラス,もたないものを Rh マイナスとする。メンデル式遺伝によって決定され,Rh プラスが優性。Rh マイナスの発現頻度は人種によって違い,日本人では0.5パーセント,欧米人では約15パーセントという。
rh式血液型: 〖Rh blood group〗 アールエッチ式血液型
f 因子: エフ-いんし [3] 【 F 因子】 ( F は fertility(稔性)の略) 大腸菌の性決定因子。細菌の接合に関する機能を支配する遺伝子群をもつ,自律的増殖因子。性因子。
r因子: 〖resistance factor〗 伝達性薬剤耐性因子(transferable drug resistance factor)。化学療法剤や重金属に対する耐性を支配する遺伝子をもつプラスミド。
因子分析: いんしぶんせき ④ 多変量解析の手法の一。知能テストや各種の社会現象の測定によって得られた多変量のデータから,それらを規定する因子を抽出する統計学的方法。
土壌因子: 土壌要因
対立因子: たいりついんし ⑤ 「対立遺伝子」に同じ。
強化因子: 強化
成長因子: ソマトメジン
抗栄養因子: 抗栄養化合物
気候因子: きこういんし ④ ある場所の気候を決定する要因。緯度・海抜・地形・海流など。
気象因子: 気象要素; 大気条件
決定因子: 要因; 決定要因